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水をパイの具材に……!? 世界恐慌の最中に生まれた“ウォーターパイ”が意外とおいしそう(1/2 ページ)

先人の知恵が詰まったパイ。

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 世界恐慌の最中に生まれたデザートウォーターパイのレシピ動画がYouTubeで27万回以上再生されています。主な材料が水というシンプルなパイにも関わらず、なんだかおいしそうに見えます。

世界恐慌時代に生まれたパイ

パイ生地の中に水を……?

 パイといえば、フルーツやジャムなどを使ったものを想像するかもしれませんが、YouTubeチャンネル「Mountain Patriot Homestead」で紹介するウォーターパイは、パイ生地の中に入れるメインの材料がなんと水とのこと。

世界恐慌時代に生まれたパイ まずはパイ生地に水を注ぐ

 まずは深皿状のパイ生地の中にたっぷりと水を注ぎます。この水の中に、混ぜ合わせたグラニュー糖と小麦粉をふりかけるようにして加え、バニラエキスと大さじ5杯分のバターをのせてオーブンで焼き上げます。

世界恐慌時代に生まれたパイ 水にグラニュー糖と小麦粉を投入

 黄金色にこんがりと焼き上がったパイは、液状だった中身がまるで濃厚なミルククリームのようにも見えます。水がメインとは思えない、おいしそうな見た目です。 

 

世界恐慌時代に生まれたパイ ウォーターパイのできあがり

「祖母が作っていた」

 シンプルな材料で作るウォーターパイは、1930年代の世界恐慌の最中に生まれたデザートとのこと。当時の人たちが節約を強いられる中で考え抜いて作ったパイで、動画には「祖母が作っていた」などのコメントも寄せられています。

 YouTubeチャンネル「Mountain Patriot Homestead」には、他にもバターミルクティーケーキやホイップクリームケーキなどのレシピ動画が投稿されています。

画像はYouTubeチャンネル「Mountain Patriot Homestead」から

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