advertisement
ソーラーパネルを満載すれば無限に走り続けられるのか。実際に超エコなソーラーカーを作って検証した実験動画が、YouTubeで「すごい車両だ」「驚くような技術」などと注目を集めています。
理論上は「永遠に走行可能」
動画を投稿したのは、カナダの実験系YouTubeチャンネル「Drew Builds Stuff」。さまざまな実験を行ってきた彼らが今回挑戦するのは、ソーラーパネルで発電しながら走行するソーラーカーの開発です。後方にも平たいソーラーパネルをけん引しており、理論上天気の良い日であれば、充電しながら無限に走行できるそうです。
天気の良い日を選ぶも、最終的な走行距離は250キロ
車両が完成したら実際の道路で走らせて、走行距離を計測することに。ベストコンディションといえる晴天の日を選び、太陽光をたっぷりと浴びながら実験が行われました。
太陽が出ている時間帯は充電効率も良く、スムーズに走行できていましたが、雲の下に入ると充電効率は半分ほどに低下。夕方にもなるとさらに効率が落ち、日が暮れるころには充電切れとなってしまいました。1日かけて計測した走行距離は約250キロだったそうです。
意外(?)と健闘した自作ソーラーカーに、YouTubeのコメント欄では「素材を変更して重量を軽くしよう」「タイヤを効率の良いものにしてみては」などとさまざまな改良案が寄せられ、Drew Builds Stuffのメンバーは「航続距離がまだまだ実用的でない」としつつも、「この実験結果を今後に活用していきたい」と、ソーラーカーのさらなる進化を目指しています。
画像はYouTubeチャンネル「Drew Builds Stuff」より引用
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 太陽光発電で自給自足、最長725キロも走行できる乗用車タイプのソーラーカー「Lightyear One」誕生
乗用車タイプのソーラーカーが発表。 - SL好きの息子が「蒸気機関は電動機より速い」と主張→蒸気式ミニ四駆を作って検証するお父さんがステキ
生きた教育ってやつだ! - どうしてこうなった 海外YouTuber、テスラ「モデル3」を魔改造 戦車のような無限軌道を装備したモンスターマシン爆誕
こんなテスラ、見たこと無い。 - 作り込みがハンパねぇ! 1967年製「フォード・マスタング」を木材で再現した手作りモデルカーがすごい
外観だけでなく、内観までキレイだ……!