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使わなくなった列車を水中に……!? 引退車両を魚の家にする海外の取り組みが好評 「素晴らしい変身」「とてもクール」(1/3 ページ)

画期的な取り組み。

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 水中に沈んだ列車に住み着いた魚たちの様子が、Instagramで注目を集めています。幻想的な光景だ……!

米ジョージア州の交通局が実施している試み

 投稿者は、米ジョージア州アトランタ市を中心に地下鉄や路面電車、多数のバス路線を展開している公共交通機関「アトランタ都市圏高速交通局(MARTA)」の公式Instagramアカウント(martatransit)。鉄道事業を引退した車両を海中に沈めて、海洋生物の家にしようという試みを行っており、その成果を映像に収めました。


快適そうに泳ぐ魚たち

 海中に沈められた2台の車両には、2023年12月に「ジョージア天然資源サンゴプロジェクト」の一環として、自然環境に悪影響を与えないように整備が行われた後に、アメリカ沿岸警備隊による検査をクリアした引退車両を用いました。

 それから7カ月が経ち、海中の様子を確認してみると……そこにはたくさんの種類の魚やサンゴの成長が確認できました。


列車内で泳ぐ魚たち

捨てようとしている鉄道を再利用して、魚の隠れ家やサンゴの繫殖地を提供

 ジョージアはアメリカの東海岸にある北大西洋に面した州。列車は、東の海岸から23マイル(およそ40キロ)ほど離れた人工礁に沈められました。

 列車は魚たちにとって住みやすい家のようで、どの瞬間を見ても数十匹以上の魚がところ狭しと泳いでいる光景が見られます。


沈められた輪軸部分

 使わなくなった車両を再利用した試みに、コメント欄には「とても独創的なアイデア、素晴らしいマルタ」「うわー、すでにこんなに進歩している」「これらのサイトを潜れるの!?」「素晴らしい変身」といった声が寄せられています。

画像はMARTAの公式Instagramより引用

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