チーズの表面をスリスリ削っていったら…… 完成した美しい“芸術品”に「たたたたたた食べてみたい!!」「お洒落です」（1/3 ページ）

美しい……！

[川上酒乃，ねとらぼ]

　まるでカーネーションの花のようなフリフリのチーズを紹介する動画がInstagramで話題に。見た目も華やかで味わいも絶品なこのチーズに注目が集まり、記事執筆時点で約200万回以上再生されています。

　このチーズを紹介したのは、恵比寿ガーデンプレイス（東京都渋谷区）の地下1階にある国内最大級のワインショップ「WINE MARKET PARTY ワインマーケットパーティー」の公式Instagram（@winemarketparty_yebisu）です。同ショップは世界各国2000種類以上のワインに加え、チーズやハムを始めとする食品の種類も豊富に取りそろえているとのことです。

削り取るタイプのめずらしいチーズ

　削り取るタイプといえば、12世紀のスイスで誕生した「テット・ド・モワンヌ」というチーズが有名です。同ショップでも取り扱っている“ジロール”という表面を薄く削る専用の削り器もあり、これを扱うにはテクニックが必要だとされています。

　今回、同アカウントで紹介されたのは削り取って食べるタイプのセミハードチーズ「フリル」（北海道・川瀬チーズ工房）。人気が高く購入するには数カ月待ちとなっているそうですが、同ショップでは月1で販売中とのことです（数量限定のため、問い合わせ推奨）。

川瀬チーズ工房の「フリル」

表面を薄く削り取ったら

　この「フリル」の表面をジロールで削り取ると、まるでカーネーションの花のようにフリフリのキュートなチーズが完成します。細かいフリルが本当にかわいいですね。

ジロールで削り取っていくと……

カーネーションの花のようなチーズが完成！

　バイヤーの馬場さんによると、テット・ド・モワンヌは香りが強めですが「フリル」はそれほど香りが強めではないため食べやすく、ナッツの風味が感じられるとのことです。

キュートなチーズへの反響

　この投稿には「たたたたたた食べてみたい!!　っす!!」「お洒落です」と興味津々な声の他、「これ花びらみたいに削るの結構難しいんですよね　すごい綺麗に削れていて素敵です！」という声も。

　また、「チョコも削って2色の花束にして、しょっぱいチーズと甘いチョコを交互に食べたい…」というアイデアも寄せられ、SNS担当者は「すっっっっごくいいアイディアですね 実際に『カルーセルショコラ』といって同じようにカーネーションみたいに削れるチョコレート、あるんです!!　やってみたい」と興奮気味に返答していました。おいしいが渋滞してる……！

動画提供：WINE MARKET PARTY ワインマーケットパーティー（@winemarketparty_yebisu）さん