26年ほど放置されていた古いミニカーを洗車する動画が、YouTubeで「SF映画に出てくるようなクルマだね」「歴史に残る素晴らしい作品」などと話題になっています。こんなクルマが存在したんだ……!?
70年代生まれの電気自動車
動画を投稿したのは、さまざまなクルマを洗車するシリーズで人気の海外YouTubeチャンネル「WD Detailing」(@WDDetailing)。今回は1970年代に作られた電気自動車「シティカー」が登場します。
シティカーは、米国の自動車メーカー「セブリング・ヴァンガード」が1974年から1977年にかけて製造していた電気自動車。一見するとおもちゃのようですが、1970年代の燃料危機を受けて、化石燃料に頼らないクルマとして考案された画期的なクルマでした。
倉庫の奥で26年も放置されていただけあって、車体全体がホコリまみれになっていますが、セダンやクーペといった一般的なクルマを真ん中で切り分けたようなボディーは健在。ガレージに移動させて、洗車とメンテナンスを施すことにしました。
ガレージに場所を移すと、タイヤ・ホイールとボディーに洗剤を吹き付けてから、ブラシや高圧洗浄機などを使って表面の汚れを洗い流します。
狭いけどレトロで未来的な車内
続いて車内の様子を確認していきます。現代の成人男性にはちょっと狭すぎる気もしますが、ウッド調のパネルにさまざまなボタンやメーターが並ぶ様子はレトロフューチャーな味わいがあり、好きな人にはたまらない空間ですね。
シートやパネル、ドアなどを洗剤とブラシ、スポンジやスチームクリーナーなどを使ってきれいに洗い、乾いたタオルでしっかりと拭き上げます。フロアに散らばっていたゴミも掃除機で吸い取っておきました。
最後に研磨剤を使ってボディー全体をしっかりと磨き上げたら作業完了。最新の電気自動車にも負けないほどきれいでピカピカになりました。
時代を先取りしたレトロかわいい電気自動車に、YouTubeのコメント欄には「このクルマは美しいね」「SF映画に出てくるようなクルマだね」「近所の人が80年代初めに持っていました」「見ていて楽しいビデオでした」「これはEVの歴史に残る素晴らしい作品」といった反応が寄せられています。
画像はYouTubeチャンネル「WD Detailing」(@WDDetailing)より引用
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確かにキレイになったけど。