「どうぶつの森」で東京の下町を再現!? 情緒あふれる景色に「天才的」「懐かしさ大爆発」と好評（1/2 ページ）

細かいテクニックがためになる。

[沓澤真二，ねとらぼ]

　「あつまれ どうぶつの森（あつ森）」で再現した、下町の飲み屋街や商店街の風景を紹介する動画が、YouTubeで「天才と言うほかない」「俺の知ってるあつ森じゃない」などと話題になっています。ふらっと遊びに行きたい。

東京の下町を家具選びの工夫で再現

　投稿者は、あつ森で東京の下町をイメージした島作りに取り組んでいるYouTubeチャンネル「でんちゃんねる」。今回の動画では、昔ながらのタバコ屋を作る過程を紹介しています。

　基本の作り方は、寸法を決めて崖を作り、その側面や天面に家具やデザインをかぶせて建物に見せるというもの。ゲーム既存の家具に加え、有志が公開しているデザインを駆使して本物らしく見せています。

昔ながらの大衆酒場

屋台に瓦のデザインをかぶせて屋根に。使用したデザインの作者とコードも含めて紹介している

　例えば、タバコ屋の屋根はゲーム中の家具「やたい」を骨組みに、他のユーザーが作った瓦のデザインを加えて屋根に。電柱やベンチ、エアコンの室外機なども加えて、生活感を演出しています。

細かい気配りが視覚効果に

　ところどころで見られる、町づくりのコツも見どころ。途中でいったん地面へ下り、全体のバランスを見るといった細かい配慮が参考になります。

　なかには、手前から奥に行くほど設置するオブジェの間隔を狭め、奥行きを出すといったテクニックも。視覚効果を計算した設計に感心させられます。

奥へ行くに従って、オブジェの配置を中心へ寄せている

遠近感が際立って見栄えがリアルに

作り込まれた風景に絶賛の声

　きっちり作り込まれた風景は、「これは素敵過ぎ」「天才と言うほかない」「金魚鉢可愛すぎますね」「センスがやばい」「俺の知ってるあつ森じゃない」と賛辞に迎えられました。

　でんちゃんねるでは、現在も下町作りが進められており、駄菓子屋や“おばあちゃんち”など、こだわりが詰まった内装も魅力です。

画像提供：YouTubeチャンネル「でんちゃんねる」