「レベルすごすぎ」「感動で涙が」 ツイードをゼロから織って…… ハンドメイドの概念を覆す“とんでもない作品”が248万再生(1/2 ページ)
全てのシーンから服作りが大好きなことが伝わります。
ツイードジャケットを生地から織って作る様子がInstagramで公開され、大きな話題になっています。完成品のクオリティーや服作りへの情熱に注目が集まり、動画は記事執筆時点で248万回以上再生されました。これぞまさに、圧巻……!
投稿者は、小学生のころからお裁縫が好きだったというMayo Suzuki(@suzu_mayo)さんです。Mayoさんは中学1年生から独学で服作りを始めており、現在は美大の服飾系学科で学びながら洋服のメイキング動画をSNSで発信したり、自作の型紙やワンピースを販売したりと活躍しています(関連記事)。
ツイード生地を、織る……!?
今回Mayoさんが制作するのは、淡いピンクがかわいらしい印象のツイードジャケットです。なんと、動画は木製の機織り機でツイード生地を3メートルほど織るところからスタート。織り機は大学から借りて制作したそうです。この時点でもうすごい……!
次に、トルソーを使って仮縫いのサンプルである“トワル”を組みます。今回のジャケットは、軽やかに着られるショート丈にすることに。トワルを外し、紙に写して型紙を作ります。
先ほど織ったツイード生地とラベンダーカラーの裏地を型紙に合わせて裁断。自分で織ったツイード生地を切るシーンには「ちょっと緊張した」とおちゃめなコメントが添えられていました。
裁断を終えたら、ミシンで縫い合わせていきます。縫ってはアイロンで整えることを繰り返し、手縫いで裏地を縫い付けたら、淡い色合いがすてきなジャケットが出来上がりました。
ボタンまで手作りするこだわりの一着
しかし、作業はまだまだ終わりません。なんとMayoさんは、ジャケットにあしらうボタンまで手作りするそうです。
石粉粘土をパンジーの形に形成したら、1つずつ筆でていねいに着色してボタン足を接着します。ネイル用のジェルでコーティングし、中央部分にラインストーンを付けると……キラキラ輝くパンジーの手作りボタンができました。
さらに、その周りに付ける小さなお花も手作りします。こちらも布を染めるところからこだわりぬいて作業し、ボタンと一緒にジャケットに縫い付けました。
そしてついに、レトロかわいいパンジーボタンのツイードジャケットが完成! Mayoさんは生地もボタンも世界に1つだけの特別な一着を、以前作った黒のフレアスカートに合わせて披露しました。上品な色合い、胸元や袖口に咲くパンジーの華やかさが、Mayoさんにとっても良くお似合いです!
ゼロから作ったツイードジャケットへ反響
思わず見入ってしまう制作風景には「全力でお洋服作りをされてる姿に、感動で涙が出ました」「究極のオートクチュールに脱帽! 完全なる一点物、世界の王侯貴族でもこうはできまい…」「もう、ひたすらに敬服します。素晴らしいものを拝見しました」「布から作るのレベル高過ぎてすげ〜」と、服作りへの情熱と技術の高さに圧倒される声が相次ぎました。
また「物作りについて改めて考えさせられました」「服を作るって大変な作業なんだなぁ」と、制作風景にしみじみ見入るコメントも集まっています。
「やっぱり生地から作る服作りって楽しい」と動画に添えたMayoさんは、今後このジャケットに合わせるセットのワンピースも作る予定とのこと。気になる人は、アカウントをのぞきに行ってみると良さそうです。
動画提供:Mayo Suzuki(@suzu_mayo)さん
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