小さな船に乗り、秋の海で釣りをしたら……さまざまな種類の魚が釣れまくる様子が「楽しそう」とYouTubeで話題です。動画は、記事執筆時点で5万3000回以上再生されています。
早速ヒットが……
動画を投稿したのは、知り合いから譲り受けた古い船を相棒に地元・和歌山県で釣りを楽しんでいる週一漁師さん。幼い頃から魚釣りが好きで、専業釣り漁師になることを夢見て日々の釣行や釣果をYouTubeチャンネル「週一漁師の釣り日記」で公開しています。
そんな週一漁師さんは船を買い替えるべく、釣り上げた魚を売って100万円をためることを目標にしているそうです。この日は昼から風が強くなる予報が出ているそうで、予定通り夕方まで釣りを続けることはできるのでしょうか……?
昼からの強風に備え、港から風上になる場所で釣りを開始すると、早速何かがヒットしました。何やらバタバタしている魚を釣り上げると……1匹目はチャリコ(マダイの幼魚)です。あまりにもサイズが小さいためリリースすることに。
その後も続々と魚がかかり、2匹目はマダイ、3匹目はいいサイズのレンコダイを釣り上げることに成功。根がかりに気を付けながら釣りを続け、さらにマダイをゲットしました。
竿が変な引き方をし始め……
日が出て暑くなってきたため水分補給をしながら釣りを続けていると、竿が変な引き方をし始めています。重量感はあるけれど、何がかかっているのか想像がつかない中で引き上げてみると……ベラの仲間の大型魚・イラが姿を現しました。
マダイやアヤメカサゴ、オオモンハタやレンコダイを釣り上げましたが、ここからぱたりとアタリがなくなってしまいます。そこでジギング(金属製ルアーで深くに潜っている魚を狙う手法)をやってみると、すぐにツバス(ブリの幼魚)がかかったのでした。
水深60メートルほどの深場に移動すると、何ともコミカルな動きをするガンゾウビラメがヒット。船を動かしたり、船が流れにくくするシーアンカーを海に投げ入れたりしつつ、マダイやチダイ、レンコダイ、アオハタなどを次々と釣り上げていきます。
珍しい高級魚も
だんだん風が強くなり、船を風上に戻すことが大変になってきたため、流されながら釣りをしてそのまま港に戻ることに。ホウキハタという珍しい高級魚を釣り上げたり、ヨコワ(マグロの幼魚)を釣ってリリースしたり、またオオモンハタが釣れたり……次から次へと魚が釣れる様子は、見ていても小気味がいいですね。
そろそろ帰る時間ですが、最後にシブダイを釣った実績があるポイントに寄ることに。重量感のあるアタリにドキドキしましたが、釣れたのは大きなオオモンハタでした。
ここで釣りを終了し、港に戻って片付けをしてから魚を市場に持っていきます。水揚げ額は1万527円と、目標金額まであと94万8670円になりました。目標を達成し、新たな船を迎える日が待ち遠しいですね。
動画のコメント欄には「お疲れ様でした! 今日は結構良い型の魚が出ましたね。頑張ってね〜応援してますよ〜」「目標に向かって頑張ってますね〜、動画いつも楽しみにしてますよ」「最近は台風などの影響で出れないことが多いかと思いますがまたUPしてください」と、応援する声が寄せられています。
週一漁師さんはYouTubeチャンネル「週一漁師の釣り日記」のほか、同名Webサイトも更新中。こちらでは使っているタックルや道具などを紹介しています。
(三日月 影狼)
動画提供:YouTubeチャンネル「週一漁師の釣り日記」
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