警察庁はこのほど、公式X(Twitter)アカウントで【SNSなどで求人情報を探している方へ】と題して動画を投稿しました。動画では、いわゆる「闇バイト」関連の事件について注意喚起しています。
応募してはならない求人の特徴とは?
動画には、警察庁の生活安全企画課長が登場。「本年8月以降、相次いで発生している凶悪な強盗事件はすでに30人を超える被疑者を逮捕したところですが、その取り調べにより、犯罪実行者を募集する手口が明らかになってきています」と現在の状況を伝えます。
そして、その手口の2つの大きな特徴として、XなどのSNSで「高額」「即日即金」「ホワイト案件」など、“楽で簡単、高収入”を強調すること、また、「Signal」「Telegram」といった匿名性の高い連絡アプリに誘導して、個人情報を送信させた上で脅迫するという点を挙げました。
最後に、一連の事件における詳しい事例と特徴を別途投稿していることを紹介し、「これらを参考にして、この種の求人には決して応募しないでください。そして、そのことを社会全体で共有することが重要です」と締めくくりました。
「闇バイト」募集の具体的な事例と特徴を紹介する投稿では、「『送迎』案件のバイトに応募した」「『お金配りますよ』と投稿しているアカウントにDMを送った」などの事例を紹介。
また、募集内容の詳細な特徴にも触れた上で、「たとえ、自身や家族が脅迫されていても、強盗は凶悪な犯罪です。犯罪に加担する前に、勇気を持って抜け出し、すぐに警察に相談してください。警察は確実に保護しますので、安心してください」と結んでいます。
リプライではさまざまな反応が
注意喚起の動画に対しリプライでは、「X上に多数ありますね たくさん見つけました 通報したいです」「若者が騙されて犯罪に手を染めるひどい時代になってしまった……若者たちも、しっかり自衛しないと……」「普通のバイト募集とかも名の知れないとこに履歴書渡すのがこわくなりそう」といった憂いの声の一方で、厳しい罰則が待っていることを動画内で強調すべきという意見や、耳が聞こえない人のために字幕を付けてほしいと希望する声も見られました。
また、「闇バイト」募集の事例と特徴を紹介する投稿に対しリプライでは、「『警察は確実に保護』不退転の警察さんの覚悟を感じました」 「とても分かり易く纏めていただきましてありがとうございます」と肯定的な反応の一方で、「まとめていただいたのはありがたいです! しかしながら、文字だらけでその人達はまず読まないだろうとも思います」と指摘する声も見られました。
※画像は「警察庁」のXアカウントより引用
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