「凶悪な犯罪に加担しようとしている方へ」 警察庁が闇バイトへ注意喚起「勇気をもって警察に相談を」「絶対に関わってはいけない」(1/3 ページ)
絶対に! 関わってはいけない。
警察庁は、“闇バイト”への啓発をする動画をYouTubeに公開しました。いかなる理由があっても犯罪に関わってはいけないというメッセージを、生活安全企画課長がおよそ1分間にわたって発信しています。動画は記事執筆時点で再生数2万8000回を突破しています。
警察庁からのメッセージ
警察庁/NPA(@npa9375)がYouTubeに投稿したのは、「凶悪な犯罪に加担しようとしている方へ」と題した動画です。最近、首都圏を中心に、いわゆる“闇バイト”が関わっているとされる強盗事件が相次いでいることをうけ、注意喚起をしています。
「自分自身や家族への脅迫が理由であっても、強盗は凶悪な犯罪です。犯罪に関わってはいけません。勇気をもって抜け出し、すぐに警察へ相談してください。警察は相談を受けたあなたや、あなたのご家族を確実に保護します」と、自分や家族の個人情報が悪用され、やむなく“闇バイト”に関わらざるを得ない状況になってしまった人に対して、強いメッセージを送っています。
勇気をもって、今すぐ引き返そう
そして最後に、「安心して、そして勇気をもって、今すぐ引き返してください」という言葉とともに動画を締めています。警察庁は公式サイトでも「『闇バイト』は犯罪実行者の募集です」と題したページを掲載。“闇バイト”に申し込んでしまった人や、抜け出したいのに抜け出せない人に向けて、「警察相談ダイヤル#9110又はお近くの警察署までご相談ください。また、都道府県警察本部では少年相談窓口を開設しています」と呼びかけています。
他にも、政府広報オンラインでは「『闇バイト』の真実 高額報酬をうたう犯罪実行役の募集 #SNS #実行犯」、東京都の特殊詐欺加害防止 特設サイトでは「どっちが闇バイト? クイズでわかる “危険な求人情報”の見分け方」といったページがそれぞれ掲載されています。
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