住む前と住んでからの県のイメージの変化をわかりやすく図にした投稿がX(Twitter)で話題に。投稿は記事執筆時点で790万回以上表示され、約9万3000件のいいねを獲得しています。
青森のイメージ、ビフォーアフター
投稿者は、漫画家のずくなし黒岩(@kurokuroyuyuyu)さん。長野県から青森県弘前市に移住した4年間での、青森県のイメージの変化を紹介しました。
「マグロ」「恐山」「松山ケンイチ」……と解像度アップ
「移住する前」の青森県のイメージは「りんご」の赤一色で統一されています。
一方で「弘前移住4年目」の青森県のイメージは、地域ごとに細かく色分けされ、とってもカラフル。同じ県内でも、各所で特色が異なることに気づいたようです。
例えば本州最北端の下北半島の先は青く塗られていて、「マグロ」と記されています。大間のマグロのことなのでしょう。その下は小豆色に塗られていて「恐山」、その横の明るいグリーンで塗られた地域には「松山ケンイチ」。俳優の松山ケンイチさんがむつ市出身ということが示されているようです。
さらに、八戸は「大都会」、田子町には「にんにく」となっており、移住前に県全土を覆っていた「りんご」は影も形もありません。県内にあるさまざまな地域の魅力や特徴に気づき、その分、「りんご」のイメージが薄くなっていったのかもしれませんね。
なお実際に青森県内でりんご作りが盛んな地域は、県西部の津軽地方。中でも弘前市などが含まれる「中南地域」で特に盛んです。
地元在住の人、青森出身者も興味津々
ずくなし黒岩さんの青森県に対するイメージの変化について、リプライ欄などでは「りんご消えたw」「移住するとりんごのイメージが消えるのは興味深いな」「住むと土地に対する解像度が細かくなるよなー」といったコメントが寄せられていました。
また、「すごいです 青森の魅力が一目瞭然!」「4年目にして現地人と同様の感覚」「にんにくのとこがちょっとにんにくっぽい形になってるの好きです」と、移住4年目のイメージを表現した図も特に好評なようです。
地元在住の人や青森出身者とみられるユーザーからは、「りんごが木になってるの見たことない大都会出身者です」「『北の外れ』に住んでいます!(笑)」「わっちの地元は長いもとごぼうかな?」などの声がみられました。
“青森県マップ”の素材も配布
ずくなし黒岩さんはXで移住生活を描いた漫画作品「きょうもあしたも弘前ぐらし」をたびたび投稿しています。
なお、話題となった「青森県に対するイメージ変化」を伝える投稿では、青森県の地図を市区町村や地域別に塗り分けた“青森県マップ”の素材も配布。ずくなし黒岩さんは「みなさんが考える最強の青森県をぜひ作ってください」とコメントを添えています。
画像提供:ずくなし黒岩(@kurokuroyuyuyu)さん
(谷町邦子 Facebook/X(旧Twitter))
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