NEX-3N (ソニー)
「NEX-F3」「NEX-C3」の後継に位置づけられるエントリーモデル。ズームレバーをシャッターボタンと一体化してボディに搭載したほか、本体の小型軽量化も進められ、初めてレンズ交換式カメラを手にする人でも利用しやすくした。
永山昌克 ★★★(3.0)
コストパフォーマンスに優れたNEXの入門機
ハイブリッドAFやアンチダスト、タッチパネル、Wi-Fiなどの機能を省くことで、低価格を実現したNEXシリーズのローエンドモデル。シーンによってはAFがやや遅く感じることと、外装の質感が少々チープなことに納得できれば、携帯性に優れた自分撮り対応のミラーレスカメラとして価格相応の満足感が味わえる。パワーズーム用のレバーを本体に備えることや、オプションのリモートケーブルが使えることは上位機にはない特長だ。
荻窪圭 ★★★(3.0)
廉価版ではあるもののちょっと削りすぎてないかと思う
コンパクトなボディにチルト式モニタというNEXらしさを継承するエントリーモデルだが、Wi-Fiやアプリには未対応でタッチパネルでもない。同じ「NEX」でもタッチパネルがあるモデルないモデル、アプリを使えるモデル使えないモデルとバラバラなのってよくないと思う。シリーズの統一感に欠ける。そこがひっかかるところ。
野村シンヤ ★★★☆(3.5)
コンデジに近い操作が可能な入門機
NEXシリーズの中では末弟にあたるエントリーモデルがNEX-3シリーズ。その最新モデルが本機だ。大きさ的にはNEX-5Rとほぼ同じで、フラッシュを内蔵している分だけ若干こちらの方が背が高い。それでも、女性を意識したモデルというのもあって、グリップ部分は薄く、全体的にもフラットなデザインとなっている。撮影モードダイヤルなどもなく、基本的にさっと取り出して撮るスタイルが似合う。電動ズームに対応したレンズなら、コンデジのようにカメラのレバーでズーム操作ができるのもポイント。
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