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「D5300」一言レビューまとめ

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D5300 (ニコン)

 バリアングル液晶を搭載した「D5200」の後継機種となる、ローパスレス仕様のデジタル一眼レフカメラ。センサーに最上位機「D4」同様の画像処理エンジン「EXPEED 4」を組み合わせ、Wi-FiとGPSも搭載した。


野村シンヤ ★★★(3.0)

カメラ機能はよいがアプリの出来に不満も

前モデルD5200の後継機で最新映像エンジン「EXPEED 4」を搭載するなど色々とブラッシュアップが図られている。一番大きい部分はWi-Fiに対応し、スマートフォンなどに接続できるようになったこと。ただし、アプリ「Wireless Mobile Utility」を使ったリモート撮影はAFの位置調整とシャッターを切ることしかできずイマイチ使い勝手はよくない。バリアングル液晶モニター搭載カメラはいろいろとアングルを変えられるから好きなのだが少々残念。


荻窪圭 ★★★★(4.0)

特に個性はないがベーシックな一眼レフ

【良い点】基本性能は上位機と同じで最新の画質が得られ、非常にコストパフォーマンスが高い。操作もわかりやすく、Wi-Fiなどトレンドな機能も搭載。一眼レフを本格的に始めるなら最低限このクラスを買いたい。

【気になる点】バリアングルモニタを搭載するものの、ライブビュー時のAF速度やシャッタータイムラグは今ひとつ。ライブビューでの静止画撮影には不向き。


渡邊宏 ★★★★(4.0)

Wi-Fiとバリアングルで快適一眼生活

エントリークラスに位置づけられる一眼レフだが、下位モデル「D3200」との大きな違いにWi-Fiとバリアングル液晶の搭載が挙げられる。Wi-Fiを使ったスマホへの転送は快適で、良い感じに撮れた写真をスマホへ転送→SNSへアップという流れをスムーズにこなせる。キットレンズ(18-140VR レンズ)は高倍率かつ、ズーム全域45センチまでの接近が可能で利便性が高い。電子ダイヤルが1つだけで、上位機に比べると素早い設定変更には向かないが、初めての一眼レフとして勧めやすいモデルだ。


小林裕和 ★★★(3.0)

APS-C最高クラスの画質の実現、しかしバリアングル液晶によるデメリットも

【良い点】

ローパスレス2400万画素センサーを搭載し、APS-C最高クラスの画質を実現。高感度時のノイズコントロールも優秀。AFは上位機種と同じ39点AFを採用し、安心感がある。 

【気になる点】

バリアングル液晶は構図の自由度は増すが、当機種ではバリアングル液晶採用と小型化を同居させるためボディ背面のボタン類を少なくしており、かえって操作しにくい面も。


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