今年も気付けば厳しい暑さの季節がやってきた。定番のUSB扇風機から、ちょっとあやしい冷却グッズまで、夏のオフィスで使える暑さ対策グッズを集めてみた。
2重反転羽根が効く「USBデスクファン」
今やすっかり夏場のオフィスに定着し、選択肢も豊富にあるUSB卓上扇風機。風流に電動うちわの風を受けるのも悪くないかもしれないが、騒音が気になる人には無印良品の定番「USBデスクファン」がおすすめだ。2枚の羽根が前後で逆に回転する「2重反転羽根機構」を採用しており、低騒音でもしっかりとした風を送ってくれる。
クールダウンスポットの首を冷やす
体感温度を効率的に下げるには、血管が皮膚に近い首や手首を重点的に冷やすのがポイント。白元の「どこでもアイスノン ネックループ」は、水に冷やして首に巻くと、気加熱が皮膚表面の熱を奪ってくれる。効果が落ちてきたら再度水で濡らせば何度でも使用できる。
長時間過ごす椅子での暑さ対策
快適なオフィス環境を目指すなら、大半の人が業務中に最も長い時間を過ごすであろう「自席の椅子」の暑さ対策を忘れてはいけない。ヒラカワコーポレーションの「ひんやりジェルマット マルチ」は、水分を含んだジェルが体温のマイナス6〜7度程度の冷たさで暑さをやわらげてくれる。ジェルの冷たさは60分程度で体温に近づくが、3枚に折りたたまれたマットの別の面を交互に使用すれば長持ちさせることが可能だ。
衣類にスプレーする「シャツクール」
身体に直接吹きかけて涼感を得るスプレーは多くあるが、小林製薬の「シャツクール」は衣類に吹きかけるタイプの製品。メントール入りで、汗をかくとその部分が特に冷たく感じる効果がある。通常よりも効きの強い「冷感ストロング」版もあるので、もの足りなければそちらを試してみるのがいいだろう。
靴内にフレッシュエアーを送り込む……!
毎回ひとクセもふたクセもある製品を繰り出してくるサンコーレアモノショップ。今年のオリジナル商品「USB爽快シューズクーラー」は、「USBファンの力で靴の中にフレッシュエアーを送り込み、ムレを防ぐ」とのことだ。同社によれば、送風効果により靴内の温度は約3度低下するという。斬新な発想であることは間違いないのだが、さて効果のほどは……!
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