デジカメで怖いのがメモリカードの入れ忘れとバッテリー切れ。メモリカードはふたを開けて目視するクセをつければ対処できるが、バッテリーは撮影しているうちに急に切れたりするのが怖い。少数派になっているが、乾電池対応のデジカメならば旅行時などでの不意のバッテリー切れにも対処できる。
FinePix S8600
光学36倍ズームレンズ(35ミリ換算25〜600ミリ)を備えた高倍率ズームデジカメ。有効画素数1600万画素、最高ISO感度ISO6400、背面液晶は3型とスペック的に見劣りする部分はない。電源には単三形乾電池を3本使用し(アルカリ、ニッケル水素、リチウム対応)、アルカリ電池使用時でも約250枚の撮影が可能だ。
COOLPIX L30
1/2.3型 有効2005万画素CCDと光学5倍ズームレンズ(35ミリ換算26〜130ミリ相当)を組み合わせた小型のコンパクトデジカメ。電源には単三形乾電池を2本使用し、約320枚の撮影を行える。アルカリ乾電池のほか、リチウム電池、別売充電池「EN-MH2」も利用できる。
ニコン、Wi-Fi搭載の高倍率ズームモデル「COOLPIX S6800」などCOOLPIX 新製品
K-50
リコーイメージングのデジタル一眼レフ「PENTAX K-50」も実は乾電池駆動に対応する。別売オプションのバッテリーホルダー「D-BH109」を購入する必要があるものの、アルカリ/リチウム/ニッケル水素の乾電池で利用可能だ。リチウム電池使用時の撮影可能枚数は約710枚(フラッシュ50%発光時、非発光時は約1250枚)と十分な枚数を確保している。
G700
リコーイメージングの“現場仕様”カメラ「G700」「G700SE」も乾電池駆動に対応している。一般向け製品というより、土木や建築の現場に適した機能を多く備える仕事道具だが、単四形乾電池2本で動くデジカメ自体が非常に貴重なのでリストアップ。ちなみにアルカリ電池では約40枚しか撮れないので、緊急時に乾電池という利用スタイルになる。
DSC880DW
前面と背面にそれぞれディスプレイを有しており、自分撮りも楽々できるほか、水深3メートルまでの防水機能も搭載。しかも乾電池区対応とユニークな特徴を多く備えるコンパクトデジカメ。ただしズームはデジタルズームのみ。電源は単四形アルカリ乾電池2本を使用する。
関連記事
- 防じん防滴50倍ズーム「FinePix S1」など、富士フイルムより高倍率ズーム3モデル
富士フイルムが高倍率ズームレンズを搭載した「FinePix S」シリーズの新製品として、「FinePix S1」「FinePix S9400W」「FinePix S8600」を発売する。「S1」は防じん防滴機構も採用している。 - ニコン、Wi-Fi搭載の高倍率ズームモデル「COOLPIX S6800」などCOOLPIX 新製品
ニコンがコンパクトデジタルカメラ「COOLPIX」の新製品として、「COOLPIX S6800」「COOLPIX S3600」「COOLPIX L30」を発売する。 - 出し惜しみなし、贅沢すぎるエントリー向け一眼レフ――リコー「PENTAX K-50」
防じん防滴ボディに視野率100%ファインダーを備え、連写は秒6コマに、感度は最大ISO51200に、バッテリーは4種類に、カラバリは120種類に対応。そんな贅沢(ぜいたく)なエントリー機「K-50」を使ってみた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.