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で、どっち買えばいいの? 「iPhone 6」と「iPhone 6 Plus」、決断のための5つのポイント買わない選択肢はないのか

2種類で登場したiPhoneの新モデル。買うことはもう決まっている。問題はどちらを買うかだ……という人のために、決断のためのポイントを考えてみました。

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 iPhoneの新モデルがついに発表されましたね。事前のリーク情報がかなり正確だったこともあり、大きなサプライズはなかった印象ですが、「iPhone 6」と「iPhone 6 Plus」という2種類での登場はやはりわくわくするものがあります。

 さて、皆さんが知りたいのはシンプルに「で、どっち買えばいいの?」ということではないでしょうか。両機種の違いは細かく見ていけばさまざまにありますが、購入を検討するに当たって特に決め手となりそうなポイントを5つまとめてみました。

1. 本体サイズの違い

 まずは何と言っても本体サイズの違いです。iPhone 6が4.7型ディスプレイを搭載するのに対し、iPhone 6 Plus(以下、「Plus」)は5.5型。両機種のモックアップを手で持った動画はこちらの記事から確認できますが、実際に目にするとかなりの差を感じます。

 ディスプレイの違いにあわせて、本体重量も当然変わってきます。iPhone 6が129グラム、Plusが172グラムと、その差は43グラム。バッグなどに入れて持ち運ぶ分にはいいでしょうが、Plusの方は人によっては片手で使い続けるのがちょっとつらい重さかもしれません。

2. バッテリー持続時間の違い

 バッテリー持続時間には大きな差があり、公称値ではiPhone 6の連続通話時間が14時間なのに対し、Plusは24時間。大画面化したことで、ビデオやゲームを楽しむ時間も増えると考えると、Plusのこのバッテリー持続時間は頼もしい数字です。これまで使ってきたモバイルバッテリーを持ち歩く必要がなくなるとすれば、本体重量の差も気にならないかも。

3. カメラ(光学式手ブレ補正)の違い

 カメラは前モデルと比較して画素数こそ変わらないものの、オートフォーカスが早く正確になるなど、全体的に性能が向上しました。しかし、「光学式手ブレ補正」を新たに搭載したのはPlusのみ。十分な明るさがない環境での撮影などでは力を発揮する手ブレ補正ですが、裏を返せば「iPhone 5s」以前のモデルで特に不満を感じたことがないならば、搭載されていなくても大きなマイナス要素にはならないと考えられます。

4. 価格の違い

 国内主要キャリアの本体価格と料金プランについては今後順次発表されていくでしょうが、Appleが販売するSIMフリー版では、iPhone 6が6万7800円、Plusが79800円(いずれも16Gバイトモデル)と1万2000円の差。64Gバイトモデルと128Gバイトモデルでは10000円の差となっています。Plusの購入を考えている人は、この価格差をどう見るかでしょうか。

5. 利用シーンの違い

 最後に、実は最も重要かもしれない点を。本体サイズの差や機能の差は、ユーザーがどのような使い方をするかによって大きく変わってきます。ITmedia編集部の各編集長に、どちらの機種を購入予定か聞いてみました(なお、どちらも購入しないという選択肢はない模様です)。

iPhone 6 Plus(5.5型)を購入予定。Apple Watchも買うつもりだから、組み合わせるならPlusの方がおもしろそう。電話もほとんど使わないし」

iPhone 6(4.7型)を購入予定。普段からスマホは複数台持ちしていて、Android端末は5インチ以上の画面の大きなものを使っているので、iPhoneは片手で操作したい。本体幅が70ミリを超えちゃうと、片手操作はちょっときつい」

  • ITmediaのガジェット各媒体を統括する総編集長T氏

当然2台とも購入する(仕事上の理由です!)。今使っているiPhone 5sを6に機種変して、PlusはSIMフリー版を検討中。7型のNexus 7は大きすぎたけど、6.4型のXperia Z Ultraを試してみたら十分普段使いできるサイズだった。5.5型のPlusも問題なく使えると思う」


 国内での発売日は9月19日。皆さん、それまで大いに悩みましょう。

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