iCloud Drive対抗? iPhone 6でも使いたい定番オンラインストレージ5選:Dropboxだけじゃない
オンラインストレージは各サービスが記憶容量や価格で激戦を繰り広げている。そこにiCloud Driveも加わったが、定番アプリの信頼性も高いはず。これを機に見直してみる?
iOS 8で「iCloud Drive」が始まり、オンラインストレージの状況は大きく変わりそうだ……が、初物を警戒する人もいるだろう。なにしろ大事なデータを預けるのだから。だったら定番サービスが安心。記憶容量の違いもあるし、オフライン対応やほんの少し機能に違いもある。iCloud Driveと併用、あるいは全サービスを上手く使い分けてもいいかも?
1位:人気の「Dropbox」は他のアプリとの連携も多いので無難か
無料版の記憶容量は新規だと2Gバイト。ライバルよりもかなり少なく、サービス自体も今ではライバルと使い勝手があまり変わらず、1位にするか迷った。しかし人気は抜群。それゆえ他のアプリと連携している場合も多いので、初心者には無難かも。プロ版も月1200円で1Tバイトを用意している。お気に入りに登録したファイルはダウンロード後にオフラインでも使用できる。
2位:無制限ストレージとオフライン機能を用意する「Bitcasa」
容量無制限ストレージが有名。ただし月額料金が高いのでこれはヘビーユーザー向け。無料版は最初の記憶容量が10Gバイトで、友だちを招待するなどして上限20Gバイトまで増やせる。メールで招待する機能がアプリにもあるので容量を増やしやすいはずだ。また、これも「お気に入り」にファイルを登録すると、オフラインでも閲覧できる。
3位:複数アカウントを簡単に使える「Googleドライブ」
Googleアカウントがあれば使えるので、AndroidスマホやGmailのユーザーはアカウント作成が省ける。また複数アカウントを追加できるので切り替えもラク。無料版は記憶容量15Gバイトだが、30Tバイトまでの有料版もある。以前はアプリ内で行えたオフィスファイルの編集は、現在アプリの追加が必要。また本アプリも「端末に保存」を選択することでオフラインでも利用できる。
4位:ちょっとした機能の搭載で利用頻度が上がる「Box」
無料で10Gバイトの容量が取得でき、250Mバイトまでのファイルアップロードが可能。100Gバイトの有料版もある。オフラインで利用できるようファイル保存ができるほか、ファイルにコメントを付加したり、「Box Note」という箇条書きが簡単にできるオンラインメモ機能も備わっている。パートナーアプリの導入ページがあるので連携しやすいアプリも簡単に分かる。
5位:MSの「OneDrive」はお手頃価格の有料プランも検討したい
Googleドライブと使い勝手は非常に近い。無料で15Gバイトの容量があり、有料版は100Gバイトからリーズナブルなプランを用意している。Microsoftアカウントで使えるので、Windowsタブレットを使っているのなら組んで使うと良いかも。書類の編集などは別のアプリをインストールして連携する。ただオフラインでは使えないため5位とした。
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