誰の声だ!? iOS向けボイスチェンジャーアプリ5本:イタズラ禁止?
今や映像だけでなく、自分の声もネット上に公開する時代。だけど自分の声が嫌い、知られたくない……。そんなときに便利な声を変換するアプリがあるんです!
スマホのアプリにはボイスチェンジャーがたくさんあり、手軽に声を変えられる。これで自分の声がネット上に流されても安心!……というわけで今回は実際の音声データも公開することにした。普通の声で「お世話になっております」、明るい声で「こんにちは!」、沈んだ声で「失敗しました」と録音してみたので聞いてみてほしい(iPhone 5s/iOS 8.0.2環境で動作確認しています)。
1位:モザイク+ボイスチェンジャーでテレビ風な「匿名カメラ」
多くのボイスチェンジャーアプリが単に「音声だけ」を録音し、変換するなかで、本アプリは動画も一緒に撮影する。もちろん動画は加工でき「モザイク」「ぼかし」を入れられる。音声自体は「すごく高く〜すごく低く」の5パターンしかないが、十分。テレビ番組でみかける「匿名の関係者」風の動画が簡単に撮れる。
2位:もっともスタンダードな音声変換「Voice Changer Plus」
ボイスチェンジャーアプリは似たり寄ったりするのだが、本アプリは55種類もの加工音声が無料で聴けるのが◎。アプリによっては聴くことすら有料なので良心的だ。ただし保存数に制限があるので、よく使うのなら有料版の購入となるがそれも300円と安く、さらに共有機能が追加され、FacebookやVimeo、Twitterへの投稿、メールで渡すことも可能になる。
3位:変声で電話をかけられる! 本気のボイス変換「Voice changer」
音を変換して保存するのではなく、変な声で電話をかける、しかも非通知設定がワンタッチで可能だから、本気のイタズラ用だ。ただし無料通話は最初の1分だけ。実際に電話をかける場合は3分0.89円(執筆時点)〜だ。これはテスト機能があるのでその様子を動画にした。これで筆者の本当の声も確認できるので、いかに変わるか分かると思う。
4位:オリジナルの変換設定が可能な「ライブ録音」
このアプリには声のスピードと周波数を自在に変更し、オリジナルの声を作る設定がある。もちろん「男の子」「女の子」「甘い」といった声も選べるが、それだけなら他のアプリのほうが手軽。変換設定を細かく調整したい上級者向けだ。音声データの余計な部分をトリムツールで切断したり、PCM変換にも対応している。
5位:「ゆっくり棒読みトーク」はテキスト読み上げで録音不要
ボイスチェンジャーとは違うが、テキストを入力し、その通りに「男性・女性・ロボット」のパターンで棒読みをしてくれる。それぞれの声もいくつも種類があり、さらに「プライバシー保護」「無線声」という加工、速度や音程の手動設定もあり、エコーをかけることもできる。読み上げた音声はカメラロールに動画扱いで保存できる。
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