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本当の本好きはここに通う――個性あふれる下北沢の古本屋さん5選週末にふらりと

下北沢が好きな人は、古本屋も好きだと思う。

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 下北沢が本屋の街になりつつある。B&Bやヴィレッジヴァンガードといったおもしろい新刊書店があることはもちろん、個性あふれる古本屋さんが多いからだ。「下北沢本屋サミット」だって開かれている。

 何でもそろう大型書店やクリックだけで買えるAmazonは便利だけど、偶然の出会いに満ちた古本屋の方が僕は好きだな。もしあなたが下北沢を古着屋と演劇とカフェとカレーの街だと思っているのだとしたら、どうかそこに「古本屋」も加えてみてください。

古書ビビビ

 スズナリ横丁のすぐ隣にあるのは、一度目にしたら忘れられない名前の古本屋さん「ビビビ」。古本屋としては広めの店内には小説、人文、雑誌、アート、ZINEまで幅広い種類の本が並び、来るたびに必ず何かおもしろいものを見つけることができる(財布の紐がゆるむので注意)。好きな雑誌「Spectator」の古い号がときどき入っているので行くたびにチェックするのが楽しみ。

ほん吉

 ビビビのすぐ近く、北沢タウンホール横の小路にあるのは「ほん吉」。「ごはんの炊き方から人生の危機まで」と、こちらも幅広いジャンルの本を扱うが、とりわけ人文系に強い印象。店内には大量の本が高くまで並んでいるので、時間をかけてじっくり見たい古本屋さんだ。「本を愛する人、いやだをいいつづける人が、ひとりぼっちにならずにひとりになれる本屋を目指します」というホームページの文言が大好き。

July Books/七月書房

 1番街の「July Books」は、絵本や児童書、料理に関する本など、女性店主の好みがよく出たかわいらしいセレクトの古本屋さん。雑誌の特集のように、あるテーマで選ばれた本が並ぶ中央の平台は行くたびに変わっているので、いつも楽しむことができる。僕が好きな松浦弥太郎さんの本がよく入っているので毎回チェックしている。

クラリスブックス

 同じく1番街に、2013年12月にオープンした古本屋さん「クラリスブックス」。写真やデザイン、映画や演劇などの芸術関連の本が多い印象。BRUTUSやSWITCHなどの雑誌のバックナンバーが多いのもうれしい。月に一度開催している読書会にもいつか参加したいと思っている。

ダーウィンルーム DARWIN ROOM

 南口の商店街を抜けたところにある緑で覆われたお店は、「教養の再生」を理念に古本や雑貨を扱う「ダーウィンルーム」。宇宙や生物といった知的好奇心をくすぐる本や図鑑、虫の標本などが並ぶ、 理系にはたまらない本屋さんだ。お店でゆっくりコーヒーを飲むこともできるので、存分に好奇心を満たすことができる。

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