スマホやタブレットを数時間で満充電にできるソーラーチャージャー4選:実用性重視で
ソーラー充電器=パワー不足なイメージがある? ちょっと待った! 最近のソーラーチャージャーは結構スゴイ。
スマートフォンやタブレットなど、デジタルガジェットから切っても切り離せないのがバッテリーだ。どんな高スペックな製品でもバッテリーが尽きてしまうとただの重りになってしまう。今は優秀なモバイルバッテリーが各社から発売されているので普段の生活では困らないが、結局のところ蓄電池なので電気を貯めることはできても生み出すことはできない。そこで登場するのが、太陽光を使って手軽に発電できるソーラーチャージャーだ。
ソーラーを使ってスマホを充電できるグッズは今までもよく見かけたが、正直パワー不足で実用に疑問が残るものばかりだった。しかし今回ご紹介する製品は、条件さえ合えば通常の電源から充電するのとほぼ変わらない時間でスマホやタブレットなどUSBで充電する機器を満充電にできる。屋外のキャンプなど長時間電源が無いアウトドア環境で活躍するだろうし、価格も手頃なので防災グッズの中に一つ加えておくのもオススメだ。
SunPad 10 SS-10SPD
システムトークスの「SunPad 10」は1枚で発電量10Wのソーラーパネルを搭載し、重量407グラムでA4サイズとなっている。薄さが3ミリしかないので、下敷きのような感覚でカバンに入れることができる。出力端子は最大5V/1.7AのUSB端子と最大12V/0.8Aの4ピン端子の2つを搭載し、12V用出力ケーブルや各モバイル機器用のUSB変換ケーブルも付属する。価格はAmazonで6048円。
SUGOI SOLAR SS-10W2F
同じくシステムトークスの「SUGOI SOLAR」は2枚で発電量10Wのソーラーパネルを搭載し、重量558グラム、折りたたむとiPadとほぼ同じB5サイズになりコンパクトに持ち歩きできる。出力端子は最大5V/1.6AのMini USB端子と最大12V/0.8Aの4ピン端子の2つを搭載し、12V用出力ケーブルや各モバイル機器用のMini USB変換ケーブルも付属する。実際に晴天の昼下がりに使ってみたところ、iPhone 5sを1時間半程度で満充電にすることができて正直驚いた。価格はAmazonで6264円。
ソーラーチャージャー AK-71ANSCP-B145A
Google出身のメンバーで構成されるベンチャー企業Ankerの「ソーラーチャージャー」は4枚で発電量14Wのソーラーパネルを搭載し、重量816グラム、すべて折りたたむとA4サイズになる。充電する機器をしまっておけるポケットの中に2つ搭載されたUSBポートから最大5V/2Aの出力が可能で、接続した機器に最適な電流が送れるAnkerの独自技術PowerIQを搭載。出力が半分の8Wモデルも存在するが、いざという時は畳んで使えることや、充電効率を考えると、大は小を兼ねるということで14Wモデルをオススメしておきたい。価格はAmazonで5999円。
- Anker 14W Portable Foldable Outdoor Solar Charger with PowerIQ Technology(Anker)
- Anker ソーラーチャージャー 折りたたみ式 PowerIQ搭載(Amazon)
Nomad 7 V2 Solar Panel GZ-12301
アウトドアブランドであるGOALZEROの「Nomad 7 V2 Solar Panel」は、2枚で発電量7Wのソーラーパネルを搭載し、重量440グラム、すべて折りたたむとB5サイズになる。出力端子は最大5V/1AのUSB端子と最大12V/0.3Aの専用端子、最大6-7.5V/1Aの同社ポータブル充電器用専用端子の3つを搭載し、12Vの専用端子に接続できるシガーソケット出力用ケーブルも付属する。アウトドア風なデザインが好みで、現在までの製品評価が高いので今回の候補に加えたが、正直言うと性能的に他モデルに劣るのでオススメはしない。新モデルにぜひ期待したいところだ。価格はAmazonで5980円。
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