体組成計のよさは分かっても、毎日の習慣にするのはなかなか大変なものです。よほどの決意があっても、気がついたら面倒くさくなっていたということはありがちです。意識せずに続けられるようになるコツ、それは体組成計を生活動線上に配置し、もっとも面倒くさくないタイミングを狙うことです。
体組成は1日の中で変化しています。空腹で目覚めた朝、食後、運動や発汗をともなった入浴後では、データに違いが出ることは目に見えていますから、測定条件はできるだけ一定のほうが変化も比べやすいですよね。そこで私の測定時間は朝、トイレを済ませて着替える前(飲食前)と決めています。朝の具体的な行動の流れは以下の通り。
- 起きる
- トイレに行く
- 洗面所で顔を洗う
- 戻ってきて台所でポットに水を入れてスイッチを入れる
- 部屋の入口で服を脱ぐ
- そのまま体組成計に乗る
- 着替える
- コーヒーを入れる
体組成計は部屋に戻る手前のキッチンの床に配置。洗面所から戻り、ポットに水を入れてスイッチを入れたら、そのまま部屋に戻ります。着替えのために来ていたパジャマを脱ぐため、その流れで体組成計に乗ります。測定が終わったら用意していた洋服を着ます。あとは、コーヒーを飲みながら手帳のマンスリーページに転記します。
起きてから洗面所に行き、そこから部屋に戻ってくるというのは毎日のパターン。あとはその中で、いかに自然に体組成計に乗れるかを考えました。その結果、着替えるために脱いだ“ついで”になりました。
最初は試行錯誤の連続でした。入浴時にも計れるよう洗面所に置いてみたのですが、スマホを持っていくのを忘れることが多く、取りに戻るのが面倒でした(体組成計の仕様上、iPhoneが必要なため)。あとでいいやとなると、まずやらないことは自分の性格上分かっています(苦笑)。
台所と和室の境目というのは、端から見るとやや奇妙ではありますが、ここがルート上もっとも邪魔にならず、かつ乗りやすい場所でした。部屋に入る前に体組成計が目に入るので、忘れることもありません。
また、着ている服は日によって重さはまちまち。でも、測定のためだけに脱衣するのは面倒なので、起床時か入浴前など、脱衣のタイミングが一番気楽ですよね。この面倒くささが一番少ないタイミングで、なおかつ計りやすい場所ということで、現在のスタイルが確立されました。
もっと体組成計に乗らなくちゃ! と思っている方は、自分のタイミングに合った導線上に置けるよう意識してみてください。ただし、いくら導線上とはいってもじゅうたんや畳など、フワフワした場所では正確に測定できない場合があり、望ましくありません。その場合は、お手持ちの体組成計の取扱説明書に従って対策してみてください。
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