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ボロボロだからこそいとおしい 「愛されすぎた」ぬいぐるみたちの写真集が「この本欲しい」と話題に

怖いんだけれども見たくなる写真集 。

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 体からは綿が飛び出し、毛並みは変色してボサボサ――そんな長い間使われてボロボロになったぬいぐるみたちを撮影した写真集『愛されすぎたぬいぐるみたち』が、Twitterで「ホラーにしか見えない」「この本欲しい」などと話題を集めています。

表紙 『愛されすぎたぬいぐるみたち』表紙

 同書はアイルランド在住の写真家、マーク・ニクソンの写真集『MUCH LOVED』を翻訳したもの。持ち主と何十年もの時を過ごしたために、すっかりボロボロになってしまったぬいぐるみたちの写真が多数掲載されています。

片耳 片耳の千切れた『グレッグのクマ』

 ぬいぐるみによっては片耳が千切れていたり、胸元の毛が抜けて下地が見えていたりと、ホラー映画に出てきてもおかしくなさそうな物も。とはいえそれは長い間、深い愛情を持って大事に遊んだことの証明でもあります。

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 今回はそんな写真集を出した経緯などを、出版元のオークラ出版に聞いてみました。

千切れたボタン 「テディ・ギリガン」のテディベア

―― どんな経緯で出版されたのですか?

オークラ出版:変わった写真集などを探している時に、海外の出版物の版権を取り扱うエージェントの方から作品を紹介され、一目ぼれしてしまったのがきっかけです。

―― Twitter上では「めっちゃ面白そう」「ホラーのようにしか見えない」などの声があがっています。

オークラ出版:本が発売されたのが2017年6月で、今回反響があったのがちょうど1年後。「なぜ1年たって急に……」という驚きもありますが、梅雨のじめじめしたこの時期にぬいぐるみの本を見てもらって、鬱々とした雰囲気を少しでも晴らしてもらえればと思います。

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―― 出版社にはどのような反響や感想が寄せられていますか?

オークラ出版:ホラーっぽく見えるぬいぐるみは怖いと言われているようですね。実際に友だちの子供からも「怖い」と言われました(笑)。

 ただ小説家の山田詠美さんが著作の『吉祥寺デイズ』で紹介してくれたり、見てくれた人には密かにでも楽しんでもらっているのだと思います。

「ミスター・ビーン」に出てきたクマもすっかり使い込まれた姿に

 わかる人にはわかる『愛されすぎたぬいぐるみたち』。定価1700円で現在も販売中です。

画像提供:オークラ出版

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