非常識！ 歓迎会で「こいつナメてるな？」と思われる新社会人の特徴8パターン #ぐるなび歓迎会・送別会

社会の厳しい部分をお教えします。

[小野ほりでい，PR／ねとらぼ]

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　今年も歓迎会の季節がやってきました。

　組織に新人を迎え、仲良くやっていこうと親睦を深める意味で開かれる歓迎会はあまり肩肘を張るべきものではありませんが、それでも度を越したマナー違反を繰り返す新社会人は「こいつ使えないな」と先輩に思われてしまっても仕方ありません。

　それでは、歓迎会で「何だこいつ？」と思われるのはどのような新社会人なのでしょうか？

　今回は、歓迎会でいきなり印象を悪くしてしまう新社会人の行動を代表的なもので8パターンご紹介します。

パターン01.

空いた皿を先輩に渡す

　意外とよくあるのが「空いたグラスや皿を先輩のほうに寄せて処理させてしまう」というこのパターン。当たり前ですが雑用は新人である自分が買って出るべきでしょう。

　怖いのはこういった雑用を、「いいからいいから、今日は自分がするから」と口では言っているのに、本当は「それでも自発的にするのか」を試している人もいるということです。ああ、怖い……。

パターン02.

そこでバイトしてる

　新人のための歓迎会なのに、その張本人がその店でバイトしていてドリンクとかを持ってきたら誰でもビックリしてしまいますね。常識的に考えれば分かることです。

　聞いた話ですが、副業を許していない会社もあるらしいので、就職してもバイトを続けようと思っているあなたは確認したほうが良いでしょう。

パターン03.

雇ってないのに来てる

　「雇われた新入社員を迎え入れる」という目的で催されるのが歓迎会なわけですから、雇っていない人が来たら当然先輩社員たちはビックリしてしまいます。

　こういう感じで毎回イベントに訪れてなし崩しに仲間になろうとする種類の人間はどの組織にもいるのですが、社会ではこのような手段は当然通用しません。というか怖いです。怖いのでやめましょう。

パターン04.

よく見たら耳栓をしている

　「あれ、さっきから何故か話が噛み合わないな。相槌もなんだかおかしいな。」そう感じてよく見たら、後輩社員が耳栓をしているというのは社会人なら誰もが経験したことがあるのではないでしょうか。

　あなたがバレないと思ってやっているのならあえて言いますが、バレます。もしバレていないと思っているのなら、それは耳栓をしているせいでバレていることに気付いていないだけです。

パターン05.

トイレから戻ったら毛先を遊ばせてる

　社会人にとって無意識に気になってしまうのは「毛先の遊ばせ感」。いくら真面目な新人でも、毛先が遊んでいると「こいつ毛先を遊ばせているな。ということは無意識下で社会を遊び場だと思っているのかな？」と感じてしまいますね。

　同じ成績、同じ態度でも直毛の社員のほうが早く出世するのはこのためです。

パターン06.

気張りすぎたドレスを着て誰かに話しかけられるのを待ってる

　青春真っ盛りのティーンエイジならまだしも、社会では認められないのが「パーティ会場の隅でつまらなそうに唇を尖らせ、誰かに連れ出してほしそうに不貞腐れている」という態度ですね。

　社会人ともなると、コミュニケーションは待ちの一手ではいけません。自分から話しかける積極性を自然に発揮できるのが一人前の社会人の条件であり、それができなければ会場どころか組織の隅にまで追いやられるのが学生時代と社会との違いなのです。

パターン07.

語尾に社会チョロがついている

　いくら見かけ上、先輩を敬ったり雑用を買って出ても語尾に「社会チョロ」などとつけていては社会をなめていることが透けて見えてしまいますね。たとえ内心で社会をなめていても、語尾は「社会キビシッ」など社会をなめてなさそうなものに改めた方が波風立てずに済むでしょう。

パターン08.

直前にお菓子を食べてお腹いっぱいで来てる

　何も間食全てがダメというわけではありませんが、これから皆でおいしいものを食べようというときに、どうでもいい菓子パンとかを食べて「何こいつ？」と思わせてくる友人があなたにもいませんか？

　社会もこれと同じで、変なタイミングでしょうもないものを食べると周囲のテンションを下げてしまう恐れがあります。会食の前にはしっかりお腹を空かせてハングリーな若者を演出しましょう。

パターン09.

遅れたのにバンドサークルの背が高い奴みたいな感じで入ってくる

　まず歓迎会に遅れてくること自体がダメですが、遅れたのに全く悪びれずバンドサークルの背が高い奴みたいな態度で入ってきたらいくら新人のための歓迎会といえど先輩はイラっときてしまいますね。

　あなたの身長がどれくらいなのかは分かりませんが、遅れていくときはどんな人でも162センチくらいの感じで行くべきだと筆者は思います。

パターン10.

一口かじったやつをみんなのディップにつける

　一発で「あ〜ヤバいヤバいヤバい！　こいつデリカシーない！」と悪印象が確定してしまうのがこの「一口かじったやつをみんなで使うディップにつけるやつ」です。

　一口かじったものの断面、すなわち歯型のついた側を共用のディップにつけるなどはさらに言語道断ですし、最初の会食である歓迎会でそのような行動を取れば「みんなの大切なディップ汚し太郎」などと陰で不名誉なあだ名をつけられてしまうのはもはや確定事項です。

パターン11.

向かいの高層ビルのラウンジからバスローブ姿で眺めている

　これから同じ組織でやっていく“仲間”として先輩たちや同僚と親睦を深めるのが歓迎会の目的ですから、いくら一緒に参加しているつもりでも向かいの地価の高そうなビルからワイングラス片手に会場を見下ろしていては「何だあいつ、俺たちをあざ笑いに来たのか」と反感を買ってしまうことでしょう。

　たとえ実家がめちゃくちゃ金持ちでお遊び感覚で働いているとしても、先輩の前では六畳一間に暮らしているような雰囲気を醸し出すのが大事です。

パターン12.

まんまと窓から逃げている

　これは言わなくてもわかると思いますが、窓を割って逃げたらだめですね。

　まず窓を割ることがだめですし、そうまでして逃げるほど嫌だったのかと思わせてしまうこともだめです。帰るにしても普通に出入り口から帰るようにしましょう。

パターン13.

なんかのプロモみたいにそれぞれがそれぞれの位置でリラックスしていて料理に手を付けない

　印象が良いとか悪いじゃなく、「何？」となってしまうのがこのようなタイプの新人。歓迎会のお店は、幹事の方がどの店が安くおいしく楽しんでもらえるかを考えてセッティングしています。そのような場で新人たちがなんかのプロモーションビデオみたいに各々の持ち場でリラックスしたポーズで静止して、料理に手をつけなかったら先輩としてはガッカリですし、ガッカリ以前に意味がわからなくて怖いですよね。意味がわからなくて怖いことはやめるべきです。

パターン14.

女子のいるテーブルにばっかいる

　会社の新人歓迎会に限らず、どんな組織のどんな飲み会であっても「なんだアイツ」という気持ちを起こさせるのは「気付いたらいつも女子のいるテーブルにいる奴」ですね。「せっかくの飲み会、女子のいるテーブルに着きてえよ」という気持ちは全員にあって然るべきものですが、そこをぐっとこらえて女子のいないテーブルに長居するのが「あいつは見込みあるぜ」と思われる新人なのではないでしょうか。

　え、学生じゃあるまいしそこまで異性を意識してる奴はおかしいって？

　いいえ、甘いです。社会というのはおかしいことがまかり通る場所なので、社会において何かがおかしいと思った場合はまず自分のほうがおかしいと疑うべきなのです。

　……いかがでしたか？

　最初に「8パターンご紹介します」と言ったのに、最終的には14パターンのNG行動を紹介され、戸惑っている新社会人の方もいるかと思います。

　しかし、忘れないでください。「8」のことに気をつけろと、言われれば「14」のことに気をつけなければ、「14」のことに気をつけろ、と言われれば「53」のことに気をつけなければ必ずトラブルが起き、「だから言っただろう」と理不尽に怒られてしまうのが社会というものなのです。

　そう、あなたは既にその巨大な理不尽の塊に片足を突っ込んでいるのですから、理不尽を振りかざす相手にどう理不尽で返すか、という手段を講じておかなければ生き残ることなど到底かなわないでしょう。

　先輩に何か優しいことを言われたとき、簡単すぎる指示を出されたとき、何でも自由にしてよいと言われたとき、「あれあれ、これは8のことを言っているけど、実際は14なんじゃないの？」と疑ってかかるようにしましょう。

　そうすれば、「俺が8と言ったら14用意しろよ！」と意味がわからない理由で先輩に怒られることはなくなるはずです。

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