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41歳の若さで――流通ジャーナリストの金子哲雄さんが10月2日に急逝しました。突然の訃報に、ネット上では驚きと惜しむ声が相次いでいます。昨年6月に肺カルチノイドが判明してから、入退院を繰り返しながら仕事を続けてきたそうです。春先に“激やせ”が話題になりましたが、その際は野菜中心の食生活で「何とか13キロ落とし、睡眠時無呼吸症候群が改善された」とTwitterで説明していました。
病気を隠しての活動は「まさか闘病を押しての仕事だとはまったく気づかず……。心から、ご冥福をお祈りします。」(勝間和代さん)と、共演者も分からなかった様子。「いいひとは安易に使えないが、この人は紛れも無い、いいひとの英雄だった」(水道橋博士さん)、「金子哲雄さんのことを、全国各地でキャスターや番組スタッフが呟いている。みんな、みんな、たくさんお世話になったし、大好きだった」(井上公造さん)など、仕事仲間のツイートからは金子さんの人柄が伝わってきます。
2008年頃からメディア出演が増え、明るいキャラクターに加えて、値切りのテクニックや流通の仕組みを分かりやすく解説する姿で一躍人気者に。Twitterでは「突然すぎて信じられない」「41歳は若すぎる……」と、多くの声が寄せられ、訃報から一夜明けてもトレンドに入っていました。また妻・稚子さんの一言「自分の人生を生きなさい」が自身を解き放ってくれたとするエピソード(TOKYO FMのページ「絆ストーリー」に昨年8月から掲載)にも注目が集まっています。
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