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ヨルダン軍パイロットがISILに殺害されたことに対し首相が声明

無残にも焼殺されたことに大きな憤りを覚える。

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 イスラム過激派組織「ISIL」(いわゆる「イスラム国」)に拘束されていたヨルダン軍のパイロット、ムアーズ・カサースベさんが殺害されたとみられる映像が2月4日未明、インターネット上に投稿されたことを受け、安倍晋三首相による声明文が掲載されました。

 声明は映像の真偽については不明としながらも、その暴挙に対して強い憤りを表明。ヨルダン軍パイロットへの哀悼の意とヨルダン政府やヨルダン国民に対し連帯を呼びかけるものとなっています。

内閣総理大臣声明(ヨルダン軍パイロットの殺害)

1.ヨルダン軍パイロットのムアーズ・アル・カサースバ氏が、ISILにより、無残にも焼殺されたことに大きな憤りを覚える。

2.御家族の心境を思うと言葉もない。ここに、日本政府及び日本国民を代表し、衷心より哀悼の誠を捧げ、心からお悔やみを申し上げる。この困難な時に、日本はヨルダンと共にある。ヨルダン政府及び国民の皆様に対し、心からの連帯を表する。

3.このような非道、卑劣極まりないテロ行為に、強い怒りを覚える。許しがたい暴挙を、断固非難する。

4.テロには、断じて屈してはならない。我が国は、国際社会と連携しつつ、人道支援を更に拡充し、テロとの闘いを進める国際社会において、その責任を毅然として果たしていく。

首相官邸

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