「薬剤師国家試験の大学別合格率」ランキングTOP30! 第1位は「名城大学」【2023年度版】
厚生労働省は、2023年2月に実施された「第108回薬剤師国家試験」の結果を発表しました。
本記事ではその中から、大学別の合格率に着目した「大学別合格率」ランキングを紹介します。どの大学の合格率が高かったのでしょうか。それではランキングを見ていきましょう!
(出典元:厚生労働省「第108回薬剤師国家試験の結果について」)
「薬剤師国家試験の大学別合格率」ランキング
第2位:千葉大学(91.3%)
第2位は「千葉大学」。同校の受験者数は46人、合格者数は42人で、合格率は91.3%でした。
千葉県千葉市稲毛区に本部を置く千葉大学は、1949年に「千葉医科大学」など複数の学校を包括し創立された国立大学。「つねに、より高きものをめざして」を理念とし、幅広い教養と専門的な知識・技術・技能および高い問題解決能力を備えた人材の育成を目的としています。薬学部には薬学科(6年制)と薬科学科(4年制)があり、6年制の薬学科は、薬剤師免許を取得し病院・薬局・行政・公衆衛生分野で指導者となれる薬剤師の育成と、企業の臨床開発職で医療に貢献できる人材の養成を目的に教育を行っています。
第1位:名城大学(93.84%)
第1位は「名城大学」。同校の受験者数は292人、合格者数は274人で、合格率は93.84%でした。
愛知県名古屋市天白区に本部を置く名城大学は、1926年に創立された「名古屋高等理工科講習所」を前身とし、1949年に設置された私立大学。「穏健中正」「実行力」「信頼」を立学の精神の骨格とし、「謙虚にものごとの本質をつかみ、節度をわきまえ、豊かな包容力と平衡感覚をもち、抜群な実行力で誰からも信頼される人材」の育成を目的としています。
同校は昨年2022年2月に実施された「第107回薬剤師国家試験」でも合格率92.51%をマークし、私立大学では1位に輝きました。同校の薬学部では明確な目標設定や学習効果の高いカリキュラム、各種講習会をはじめ、モバイルでの学習プログラム、夏期講習、少人数での議論などで総合力を育成。また、複数の分野にまたがる問題への対策としては、PBL(Problem Based Learning)方式を導入した同学部の「薬物治療マネジメント」が高い効果をあげているようです。
ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!
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