【作品解説付き】2010年代のNHK大河ドラマ、どの作品が一番好き?【人気投票実施中】
1960年代から脈々と続くNHK大河ドラマは、2010年代に入り、これまでの歴史ものとは一味違う作品も多く登場しています。また、原作のないオリジナル作品も増え、脚本家のテイストが色濃く出た作品もよく見られるようになりました。
そこで今回、ねとらぼ調査隊では「あなたの好きな、2010年代に放送された大河ドラマは?」の人気投票を開催しています。個性的な作品たちの中から、あなたのベスト1のドラマにご投票ください!
それでは、アンケート対象となっている「2010年代の大河ドラマ」を紹介します。
いだてん~東京オリムピック噺~
2019年放送。脚本家・宮藤官九郎さんのオリジナルで、日本人が初めて出場したストックホルム五輪から東京五輪までを描く作品でした。
日本初の五輪選手である金栗四三(中村勘九郎さん)と東京五輪招致に尽力した田畑政治(阿部サダヲさん)のW主人公によるリレー形式の展開も見どころです。
西郷どん
2018年放送。原作は作家・林真理子さんの小説『西郷どん!』で、明治維新から150年を記念して制作されたドラマ。
西郷隆盛が薩摩藩に仕え、薩長同盟や大政奉還など、政治背景を交えながら西南戦争で生涯を終えるまでを描きました。主演の鈴木亮平さんの熱演も注目されました。
おんな城主 直虎
2017年放送。脚本は森下佳子さんが手掛け、大河ドラマの壮大でエンタメ要素の強い作品として制作されました。
戦国の動乱に翻弄され井伊家の女当主となった井伊直虎の生涯を描き、幼なじみである小野政次との深い絆も見どころでした。柴咲コウさんが演じた、芯の強い直虎は魅力的です。
真田丸
2016年放送。脚本家の三谷幸喜さん独自のタッチが特徴。真田家の次男・信繁の青春時代から、大坂の陣で散るまでを描きました。
数々の戦いで、ナレーションのみで人物の死を告げる「ナレ死」も話題に。主演の堺雅人さんは、信繁の心情を丁寧に表現しています。
花燃ゆ
2015年放送。脚本は大島里美さんなど複数の女性が共同で手掛け、吉田松陰の妹・杉文(後の楫取美和子)を主人公としています。
夫である久坂玄瑞や、松下村塾の面々との交流を軸に、激動の時代を駆け抜けた文が印象的。文役の井上真央さんが力強い女性を演じています。
軍師官兵衛
2014年放送。脚本家・前川洋一さんのオリジナル脚本で、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康から信頼を寄せられ、同時に恐れられた天才軍師「黒田官兵衛」の生涯を追った作品です。
戦国の動乱を生き抜く官兵衛の策士ぶりが視聴者を釘付けに。主演の岡田准一さんが、狡猾な官兵衛を好演しました。
八重の桜
2013年放送。2011年に起きた東日本大震災を機に、復興の意味を込め、同志社大学の創立者である新島襄の妻であり、会津藩士の家に生まれ会津戦争では自ら銃を手に取り戦った女傑・山本八重の生涯を描いた作品です。
脚本は山本むつみさんほか、複数で担当。八重(綾瀬はるかさん)の会津での快活な青春や、夫との奇妙な夫婦像など、さまざまな魅力あふれる大河ドラマでした。
平清盛
2012年放送。脚本家・藤本有紀さんのオリジナル作品です。平安時代を舞台として、平清盛と同じ時代を生きた源頼朝の語りにより、清盛を描く形式。
それまで悪役のイメージが強かった清盛を、新たな時代を切り開いた一人の武士としての視点で描いています。清盛役の松山ケンイチさんが、新しい時代の清盛像を表現しました。
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江~姫たちの戦国~
2011年放送。田淵久美子さんの小説が原作。戦国の世で最も時代に翻弄され、時代の変化を目の当たりにしたといっても過言ではない浅井三姉妹。その次女である江を主人公に描きます。
物語は、浅井長政の次女・江の青春時代から、徳川2代将軍・秀忠に嫁ぎ大奥を確立し、天下太平の世の礎を築くまでを描きました。主演の上野樹里さんが、戦国を強く生き抜く江を熱演。
龍馬伝
2010年放送。脚本は福田靖さんが手掛けたオリジナル作品で、江戸の世から大政奉還までを駆け抜けた、坂本龍馬の生涯を劇的にドラマ化。
三菱財閥の創始者・岩崎弥太郎の視点から見つめられる坂本龍馬の生き方はとても魅力的でした。龍馬役を演じた福山雅治さんは、髪や肌の色など、龍馬のイメージを忠実に再現していました。
以上の「2010年代の大河ドラマ」が投票対象となります。2010年代を彩った魅力的な大河ドラマの数々。あなたはどの作品が好きですか? 下記のアンケートからぜひ投票してくださいね!