カフェやコンビニで毎日コーヒーを買うなら、コーヒーメーカーを買ったほうが節約になりそう……。そう考えて、コーヒーメーカーの購入を検討している人がいるかもしれません。毎日の習慣だからこそ、長い目で見ると家計への影響も気になるところです。
そこで今回は、コーヒーメーカーの人気モデルを例に、コンビニコーヒーやカフェのコーヒーと比較しながら、本体価格も含めてどのくらい使えば元が取れるのかを試算してみます。
コーヒーメーカーはどのくらいのコストがかかる?
まずはコーヒーメーカーでいれる場合のコストを算出してみます。
コーヒーメーカー本体価格とコーヒー豆の代金、フィルターなどの消耗品の代金、そして電気代がかかります。
今回の比較には、Amazon.co.jpの売れ筋ランキングで1位(2026年7月23日時点)の「パナソニック コーヒーメーカー NC-A58」を例にして試算します。

- 本体価格:2万円(税込、以下同)
- コーヒー豆:約800円(内容量200g、1杯10gあたり40円)
- ペーパーフィルター:1枚あたり約4円
- 電気代:約2.8円
電気代の計算は以下のとおりです。コーヒーメーカーの消費電力は770Wで、抽出時間を7分とすると
0.77kW × 7分 ÷ 60分 = 約0.09kWh
電気代単価31円/kWhで計算すると約2.8円になります。以上を踏まえて、本体価格を含めないコーヒー1杯のコストは約47円となりました。
コンビニコーヒーと比較
2026年7月時点のコンビニコーヒーの価格は次のようになっています。
- セブンイレブン「ホットコーヒーR」:140円
- ローソン「コーヒー(S)」:160円
- ファミリーマート「ブレンドS」:150円
平均をとって1杯150円とすると、コーヒーメーカーでいれた場合との差は、103円になります。つまり、自宅でコーヒーを飲めば1杯あたり103円の節約ができることになります。
何杯で元が取れる?
本体価格2万円のコーヒーメーカーは、何杯で元が取れるか計算してみます。
20,000円 ÷ 103円 ≒ 194杯
約194杯で元が取れる計算になりました。仮に平日毎日コンビニでコーヒーを買っているケースでは、約9カ月で元が取れる計算です。
カフェのコーヒーと比較
コンビニより値段が高いカフェのコーヒーでも比較してみましょう。
例えば、カフェのコーヒーを400円とすると、コーヒーメーカーでいれた場合との差は353円になります。
何杯で元が取れる?
こちらも本体価格2万円のコーヒーメーカーで計算してみます。
20,000円 ÷ 353円 ≒ 57杯
約57杯で元が取れる計算になりました。平日毎日カフェでコーヒー飲んでいるとすると、約2カ月半で元が取れる計算です。
コーヒーメーカーの種類でコストは変わる
「何杯で元が取れるか」の計算結果は、コーヒーメーカーの本体価格で大きく異なります。今回、パナソニックの全自動ミル付きのコーヒーメーカーで試算しましたが、ドリップ式のコーヒーメーカーは5000円前後で購入できるものが多くあります。

本体価格5000円で計算すると、コンビニコーヒーの場合は2カ月ちょっとで元が取れ、カフェのコーヒーなら3週間程度で元が取れます。それ以降は使い続けるほど節約できます。
コーヒーメーカーでいれるコーヒー1杯のコストは、使用するコーヒー豆(粉)の価格によって変わりますが、平均的な価格の豆を使った場合、1杯あたり50円程度になることが今回の試算から分かりました。カフェやコンビニのコーヒーを楽しみながら、たまには自宅でお得なコーヒーライフをおくってみてはいかがでしょうか。



