夏のアウトドアでは、暑さ対策は必須です。真夏は40度近い気温になることもあるため、しっかり暑さをしのげるアイテムを選ぶ必要があります。
車中泊歴7年超えの筆者が、夏の暑さ対策としてもっともおすすめしたいのが「ポータブルエアコン」です。
排気ダクトを設置する手間などはありますが、それでも車内やテント内で涼しく過ごせるので満足度は高いです。今回の記事では、夏の車中泊&キャンプにぴったりな、BougeRVのポータブルエアコン「PC35 PRO」のスペックや実際の使用感を紹介します。
従来モデル「BougeRV PC35」との違いも詳しく解説します。
7月に新登場! BougeRV「PC35 PRO」
今回紹介するPC35 PROは、ポータブル冷蔵庫や充電式扇風機、ソーラーパネルなどを展開するBougeRV(ボージアールブイ)のポータブルエアコンです。同じくBougeRVから販売されているPC35(スタンダードモデル)の上位モデルとして、7月に発売されました。
PC35(スタンダードモデル)との違いは、インバーターコンプレッサーが搭載された点です。冷房能力(3500BTU/1kW)や本体サイズはほぼ同じですが、PROは約10.0kgと大幅に軽量化され、静音性や省エネ性能も向上しています。
メーカー希望小売価格は、PC35より少し高めの6万9980円(税込)となっていますが、セール時を狙うと5万円台前半で購入できる場合があります。
軽量・静音・省エネを実現
PC35 PROは先述の通り、新たにインバーターコンプレッサーを搭載。必要な冷房能力に合わせてコンプレッサーの回転数を自動で制御するため、効率よく冷房しながら消費電力を抑えられるのが特徴です。
運転音も抑えられているため、夜間の車中泊やキャンプでも快適に使えます。
サイズは約29.7(幅)×27.5(高さ)×55.4(奥行)cm。従来モデルと同サイズですが、重さは約10.0kgとなり、従来モデルより約5.5kgも軽量化しています。本体が軽くなったことで、車と自宅間の移動や持ち運びがしやすくなりました。
静音性も向上しており、スリープモード時の運転音は従来モデルより約5dB低減。就寝時でも音が気になりにくく、静かで快適です。
夏の車中泊&キャンプを快適にする便利機能
PC35 PROは専用アプリによる遠隔操作に対応しており、離れた場所から電源のオン/オフや運転モードの切り替えが可能です。本体操作もシンプルで、温度設定やモード切り替えを直感的に行えるため、初めてでも迷わず使うことができます。
冷房モードの他に消費電力を抑えるECOモードや、運転音を約50dB以下に抑える睡眠モードなど、計5つのモードを搭載。使用シーンに合わせて使い分けができます。
冷房モードは外気温18度~43度の環境で使用できる設計。真夏の使用も安心です。設置時は排気ダクトを本体背面に接続して、発生した熱を車外やテントの外へスムーズに排出。排気ダクトを接続することで、冷房性がグンと向上します。
PC35 PROを実際に使ってみた!
実際にPC35 PROを使用してみて1番驚いたのは、本体の軽さです。
筆者は前モデル(PC35)も使用経験がありますが、前モデルに比べて大幅に軽量化されたことで、持ち運びが非常に楽になり、車内での移動もストレス無し! 運転音も静かで、睡眠モードを使用すれば就寝時も音が気にならず快適に眠ることができました。
気になる冷房性能ですが、背面に排気ダクトを接続し、ダクトを窓から外に出すことで車内をしっかりと冷やせました。真夏の日中などの高気温下ではさすがにキンキンに冷やすことはできませんが、日が落ちる夕方〜夜間の使用なら問題なく、寝苦しさを感じずに安眠することができそうです。
PC35 PROは、筆者的にはポータブルエアコンとしては非常に満足度が高めです。一方で、やはり車内に熱がこもっているタイミングや、気温・湿度の高い時間帯では、ポータブルエアコンだけではしっかりと冷やすことが難しいのも事実です。
ポータブルエアコンだけでは暑い、というときにおすすめなのが「充電式扇風機」です。充電式の扇風機をポータブルエアコンと併用すれば、電力を気にすることなく車内の空気を循環させ、体感温度を下げられます。
夏の車中泊&キャンプは、ポータブルエアコンと充電式扇風機の合わせ使いが最適です。