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特定のガジェットやスマートフォンのアプリをフル活用するうえで、充電関連のグッズがそろっていないと何かと不便を感じるもの。そんなとき、モバイルバッテリーやUSBハブ、変換プラグなど、どんな便利アイテムがあるのかを把握しておくだけで、解消方法を思いつきやすくなります。
本稿では、2026年夏に注目しておきたい充電周りの新製品を5つピックアップ。それぞれの概要について解説していきます。
山善「準固体モバイルバッテリー (2万mAh)」
モバイルバッテリーの新製品は2026年夏も多く発売されていますが、まずは山善が6月に発売した「準固体モバイルバッテリー(2万mAh)」(YMB-B200)を紹介します。
同製品には発火リスクの低い準固体電池が採用されているのが特徴。また、バッテリー容量が2万mAhと大容量ながらも、公式サイトでの販売価格は8778円(税込、以下同)と、同製品ジャンルの中ではコストパフォーマンスの高い選択肢と言えるでしょう。
ポートについては、USB Type-CとUSB Type-Aの2基を備えており、最大出力は35Wに対応。使用環境温度はマイナス10度〜50度と若干広めで、充電サイクルが約1000回と長めになっていることも押さえておきたいポイントです。
スマホなどの充電だけでなく、コンセントのない場所で使いたい間接照明や、ポータブルで使いたい空調系のガジェットなどと組み合わせるのも良いかもしれません。
アイリスオーヤマ「バッテリーステーション ボトル型」
大容量のモバイルバッテリー製品としては、アイリスオーヤマが6月に発売した「バッテリーステーション ボトル型」(IBT-B40065-W)に注目。公式通販サイト「アイリスプラザ」での販売価格は1万6800円です。
同製品は、660mlのペットボトルと同等のサイズ感で収納・携行ができるのが特徴。バッテリー容量は4万mAhゆえにモバイルバッテリー以上、ポータブル電源未満という絶妙な立ち位置にあります。ポータブル電源と比べるとデザインも洗練されているので、タウンユースにも週末のカジュアルなレジャーなどにも使いやすそうな印象です。なお、防じん・防水性能はIP54なので若干の水しぶきには耐えられる程度と思っておきましょう。
バッテリーには一般的なリチウムイオン電池よりも安全性が高いとされる「リン酸鉄リチウムイオン電池」を採用。年200回使用しても10年以上の使用が可能とうたう長寿命も相まって、防災視点でも魅力的。暗所で手元を照らせるLEDライトも備えます。
搭載するポートは、USB Type-Cを2つ、USB Type-Aを1つとなっており、最大3台の機器に同時に給電可能。出力は最大65Wに対応しており、充電回数の目安は3000mAhのスマートフォンで約9回、8000mAhのタブレットで約3回、70Whのノートパソコンで約1.5回です。
バッファロー「小型USBハブ BSHM2U100C1Pシリーズ」
スマホ・タブレットの充電に関する製品としては、バッファローのコンパクトなUSBハブ「BSHM2U100C1P」シリーズが便利そうです。ショッピングサイトでの実売価格は2000円台からとなっています。
同製品を使うと、USB Type-Cポートを2つに拡張でき、装着したデバイスに対して充電とデータ転送を同時に行える状況を作れます。例えば、スマホのデータを有線でバックアップする際には時間がかかりますが、同製品を活用することで同時に充電もできるため、バッテリー切れを防げるというわけです。筆者も愛用していますが、バッファローの「写真バックアップ」アプリのユーザーにとってはうれしい周辺機器です。
詳細な仕様について押さえておきたい点は2つ。1つ目は、PD対応で最大入力は100Wということ。ハブ本体で最大8Wを消費するため、接続した端末には最大92Wで給電されます。2つ目は、データ転送用ポートがUSB3.2(Gen2)に対応し、最大10Gbpsの高速なデータ転送ができることです。
ちなみに、データ転送用ポートについては、データバックアップ以外にも使えます。例えば、Displayport Alternate Modeに対応した機器であれば、充電しながら外付けモニターへ最大4K/60Hzの映像をミラーリング可能。HDCP(デジタルコンテンツの不正コピーを防ぐ暗号化技術)にも対応しています。また、このデータ転送用ポートは、有線イヤホンを接続し、充電しながら動画や音楽を楽しむといった使い方もできます。
エレコム「充電ケーブル一体型USBハブ U3HC-C040PBK」
パソコン向けのUSBハブとしては、エレコムが7月に発売した「U3HC-C040PBK」がユニーク。充電ケーブルの途中にUSBハブが組み込まれたような設計になっており、普段使いから持ち運びまで、ミニマルな装備に落とし込めます。エレコムダイレクトショップでの販売価格は6589円です。
ケーブル長は、USBハブ本体を挟んで充電器接続側が約1m、パソコン接続側が約0.15m。充電ケーブルとしては、PD対応で最大入力100Wというスペックです。そのうえでUSBハブが10Wを消費するので、最大出力は90Wで、パソコンなどの充電が可能です。
USBハブには、USB Type-Cを2つ、USB Type-Aを2つ搭載。これらのポートはデータ通信専用で、充電や映像出力には対応していません。基本的にはマウスやキーボード接続のためのドングル、USBメモリーなどの接続に使えると思っておくとよいでしょう。
アンカー・ジャパン「Anker Nano トラベルアダプタ(5-in-1, 20W)」
最後は、トラベルグッズとしてアンカー・ジャパンが2月に発売した「Anker Nano トラベルアダプタ(5-in-1, 20W)」をピックアップ。同社初となるトラベル用の“変換プラグ”です。販売価格は3990円です。
コンパクトな設計でありながら、3種類のプラグを搭載しており、国によって異なるA/C/Gタイプといった主要なコンセント形状に対応。200以上の国と地域での充電を可能にします。また、過電流検知時に遮断する機能や、プラグの折りたたみ時には電源供給が遮断される仕組みを備えており、感電リスクを低減できることも特徴です。
ポート類に関しては、AC差込口を1つ、USB Type-Aポートを2つ、USB Type-Cポートを2つ搭載。旅行・出張先でスマホなどの充電に利用するならば、便利なアイテムとなるでしょう。
ただし、同製品は「変圧器」ではない点に注意。海外の対応電圧が異なる国で家電類を使うとなると、別途変圧器の使用が必要になります。