今回の記事では、筆者が普段車中泊で使用しているアイテムの中から、災害時にも使える「バッテリー搭載の充電式アイテム」を紹介します。
災害による停電に備えて、ポータブル電源を準備している人も多いと思います。しかし、停電時の電源をポータブル電源1台だけに頼ることは、容量などの問題から少し不安がありますよね。
万が一、ポータブル電源の電力が切れたり故障したりすると、スマートフォンの充電すらできなくなってしまう可能性も。そこで用意しておきたいのが、バッテリーを搭載した充電式のアイテムです。
今回の記事では、筆者が普段車中泊で使用しているアイテムの中から、災害時にも使える「バッテリー搭載の充電式アイテム」を紹介します。
充電式アイテムを用意して電力を分散することで、ポータブル電源の電力をより長く使うことができます。
災害時の明かりとしても役立つ「充電式LEDランタン」
災害時に停電すると、まず必要になるのが明かりです。夜間に停電した場合、部屋の照明はもちろん、トイレやキッチンへ移動するときにも明かりが必要になります。
スマホのライトでも代用はできますが、スマホは情報収集や連絡手段としても使うため、バッテリーを温存しておきたいところ。そこで、災害時の明かり対策として用意しておきたいのが、充電式のLEDランタンです。
あらかじめ充電しておけば、コンセントが使えないときでも照明として使用できます。また、吊り下げたり置いたりできるタイプなら、停電した部屋全体を照らすことも可能です。

防災用のLEDランタンとしておすすめしたいのが、HAGOOGIの「LEDランタンZ2」です。
本体に1万4000mAhのバッテリーを搭載。最大6000ルーメンの明るさに対応し、電球色・温白色・昼白色の3色を切り替えられます。キャンプや車中泊では、暖色系のやわらかな光にしてテーブルランタンとして使い、災害時には明るいモードにして作業灯として使うなど、用途に合わせて使い分けが可能です。
SOSモードも搭載しているほか、モバイルバッテリーとしてスマホなどを充電できるのもポイント。折りたたみ式で持ち運びやすいため、普段はアウトドア用品として使いながら、充電して防災用品として保管しておくのもおすすめです。ショッピングサイトでは8000円台から購入可能です。
暑さ対策に最適な「充電式サーキュレーター」
停電時には空調も止まり、夏場ならエアコンや扇風機が使えなくなります。室内の温度が上がり、熱中症にも注意しなければなりません。夏場以外でも換気が必要になる場合もあります。そんなときに活躍するのが、充電式の扇風機やサーキュレーターです。
ポータブル電源から電源を取るタイプではなく、本体にバッテリーを搭載した充電式なら、あらかじめ充電しておくだけで停電時にも使えます。また、ポータブル電源の電力をサーキュレーターに使わずに済むため、限られた電力を他の家電に回せるのもメリットの一つです。

車中泊で使える充電式アイテムはいろいろありますが、防災用として考えるなら、バッテリー容量や使いやすさも気になるところ。実際にいくつかのメーカーの製品を使って比較してみましたが、個人的に「これは災害時にも頼れそう」と感じたのが、BougeRVのサーキュレーターでした。
その理由の一つが、2万mAhの大容量バッテリーを本体に内蔵していること。低速モードなら最大33.5時間使用できるため、停電が長引いた場合にも使いやすい仕様です。さらに、最大風速は毎秒約5.4メートル。4段階の風量調節に対応しており、暑いときにはしっかり風を送れます。
本体は約1.5kgと持ち運びやすく、上下270度の角度調整が可能。卓上に置くだけでなく、付属のフックを使って吊り下げることもできます。暖色のLEDライトも搭載しているため、停電時には照明としても使用できます。
本体にはUSB Type-CとUSB Type-Aの出力端子を備えており、モバイルバッテリーとしてスマホなどの充電にも使えます。
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「バッテリー搭載ラジオ」で情報収集
災害時には、停電や通信障害などでスマホが使いにくくなる場合があります。そんなときに最適なのがラジオです。ラジオがあれば、地域の災害情報や避難情報などを確認できます。
特にバッテリーを搭載したラジオなら、乾電池だけに頼らず、あらかじめ充電しておくことができます。さらに、手回し充電やソーラー充電に対応したモデルなら、電源が長時間復旧しない場合にも、本体の充電手段を確保できるのでおすすめです。

レトロデザインで普段使いもできるうえ、防災用としても便利なのがRELAXの「マルチレトロラジオ」。FM・AM・短波ラジオに対応しているほか、BluetoothスピーカーやMP3プレーヤーとしても使用可能です。
2000mAhのバッテリーを搭載し、USB充電に加えて手回し充電にも対応。ソーラー充電もサポートしているため、電源が確保できない状況でも充電できます。
さらに、LEDライトや緊急アラーム、時計、目覚まし、モバイルバッテリー機能まで搭載。普段はBluetoothスピーカーとして使い、アウトドアや車中泊、災害時にはラジオで情報収集、照明やスマホの充電にも使えるなど、1台で複数の役割をこなせます。公式サイトの価格は9900円(税込、以下同)です。
「ポータブル冷蔵庫」で食料品・水分の保管もバッチリ
停電時には、食料品の保管も悩みの一つ。冷蔵庫は電源が切れてもすぐに温度が上がるわけではありませんが、停電が長引けば食品の保存が難しくなります。そこで備えておきたいのが、バッテリーを搭載できるポータブル冷蔵庫です。
ポータブル冷蔵庫なら、普段は車中泊やキャンプで使用しながら、災害時は飲料水や食品などの保管に活用できます。特に専用バッテリーに対応したモデルなら、コンセントが使えない停電時にもポータブル電源に頼らず、冷却を続けられます。

防災用のポータブル冷蔵庫としておすすめなのが、BougeRVの「CRX3 ポータブル冷蔵庫」です。容量は約22Lと、大きすぎず小さすぎないちょうど良いサイズ感で、飲料水や食品などを保管する際にとても使いやすいです。
温度はマイナス20度~20度の範囲で設定でき、冷蔵だけでなく冷凍にも対応。 AC100~240Vの家庭用コンセント、DC12/24Vに対応するほか、専用バッテリーを搭載できるのが大きな特徴です。
充電した専用バッテリーを使うことで、冷蔵庫本体だけでコードレス運転が可能。停電時にもポータブル冷蔵庫として使用できるため、ポータブル電源の電力を冷蔵庫に使わずに済みます。さらに、専用アプリから温度設定などを操作できるほか、35dBの静音設計も採用されているので使用時もとても静かです。
専用バッテリーにはUSB Type-CとUSB Type-Aの出力ポートも搭載し、スマホなどの充電にも利用可能。万が一ポータブル電源が使えなくなった場合にも、冷蔵庫のバッテリーを非常用の電源として活用できます。冷蔵・冷凍だけでなく、情報収集に欠かせないスマホの電源も確保できるのは、防災用品としてうれしいポイントです。公式サイトの価格は、専用バッテリー付きで4万7980円となっています。
