シャープ「AQUOS R(アクオス アール)」シリーズの最新モデル「AQUOS R11」。本稿では、注目しておくべき3つのポイントを追って、AQUOS R11の概要をまとめます。
シャープ「AQUOS R(アクオス アール)」シリーズの最新モデル「AQUOS R11」は、従来モデルと比べて、カメラやデザインに大きな改良が加えられています。

AQUOS R11のトリプルカメラやシャープならではのディスプレイなど、注目しておきたい3つのポイントで製品の特徴をチェックしてみましょう。
定番のライカ監修カメラは「望遠」を追加
「AQUOS R」シリーズといえば、ライカ監修カメラに加え、色味を正確に撮影するための14chのスペクトルセンサーを備えたカメラシステムが特徴的です。新モデルのAQUOS R11では、そんなシリーズの看板とも言えるカメラシステムに“望遠カメラ”が追加されました。

具体的には、2025年7月に発売された従来世代モデルの「AQUOS R10」における背面カメラ構成が、メイン(5030万画素、F値1.9、1/1.55インチセンサー)+超広角(5030万画素、F値2.2)+14chスペクトルセンサーというものでした。
一方、新モデルのAQUOS R11では、メイン(5030万画素、F値1.9、1/1.55インチセンサー)+超広角(5030万画素、F値2.4)+望遠(3850万画素、F値2.4、光学2.9倍)+14chスペクトルセンサーという構成に変わっています。望遠カメラの有無を除けば、さほど大きな差はないと認識しておいて問題ないでしょう。
機能面については、ワンタップで最適な倍率までズームする「スマートフィットズーム」や、看板などの写り込みをマスクして位置情報の漏洩を予防する「プライバシーセーフ」など、AIを活用した斬新な新機能が追加されました。実用性を踏まえて、しっかりと企画が練られたことを感じるポイントです。
新機構「アカリウム」を搭載
デザイン面での新しい試みがあったこともトピック。背面カメラ部分に忍ばせたライトが幻想的に光る「アカリウム」という新機能が追加されています。ホーム画面の「AQUOSトリック」から「アカリウム」そして「くつろぎモード」と進み、3種類のモードを選択することで、ヒーリングサウンドと連動したライトが光るというものです。

“ライティングを楽しむ”という機能はゲーミングデバイスやインテリアグッズの文脈ではよくあるものですが、スマートフォンではまだまだ希少。就寝前の寝室などで空間を演出できるスマホというのは、なかなかユニークです。
ちなみに、アイリスが展開するインテリアグッズ「temari(てまり)」ともコラボ。temariは就寝時にスマホのライトにのせて光らせるアイテムですが、AQUOS R11用に調整されたモデルが販売されています。こちらの価格は1760円(税込、以下同)と手頃なので、せっかくAQUOS R11を購入したのならば合わせて使ってみたくなる周辺機器です。
価格は12万円台→16万円台へ
AQUOS R11の価格は前世代モデルと比べて高騰しました。従来はハイエンドモデルでありながらやや手頃という価格帯で、ミドルハイモデルの延長線上にある端末という印象でした。しかし、今回の機種は性能アップも相まって、純粋にハイエンドらしい位置付けでリリースされています。

具体的な価格を見てみると、前世代モデルの「AQUOS R10」の発売時点のドコモオンラインショップでの価格が12万1220円だったのに対し、「AQUOS R11」では16万2470円に。4万円以上の差があるとなれば、ターゲットも異なると言えるでしょう。
このように高騰したとはいえ、6.5インチの最大240Hz可変リフレッシュレート対応ディスプレイを採用し、プロセッサーにハイスペックなSnapdragon 8s Gen 4 Mobile Platformを搭載しています。防水・防じん性能はIP69で、MILスペック準拠の耐久性も兼ね備えるなど、ハイエンドらしくどの仕様にも隙がありません。今季スマホの主力モデルとして魅力的な一台だと思います。