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2026/09/22 16:30(公開)

折りたたみiPhoneや新型Apple Watchが登場 Apple新製品をおさらい【2026年9月最新版】

(出典:Apple)

 Appleは9月10日(日本時間)に開催したApple Eventにて、「iPhone 18 Pro」を含む、多くの新製品を発表しました。

(出典:Apple)

 例年とは異なりiPhoneのスタンダードモデル(iPhone 18)についての発表こそありませんでしたが、上位モデルの「iPhone 18 Pro/18 Pro Max」を筆頭に、初のフォルダブルとなる「iPhone Duo」も満を持して登場。

(出典:Apple)

 スマートウォッチの「Apple Watch Series 12/Ultra 4」や、完全ワイヤレスイヤホン「AirPods 4」もリリースされており、新製品は豊作という印象です。各製品の概要・ポイントについて、改めておさらいしていきましょう。

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可変絞り搭載の「iPhone 18 Pro/18 Pro Max」

 iPhoneシリーズの上位モデル「Pro」の新製品は、順当に6.3インチの「iPhone 18 Pro」と6.9インチの「iPhone 18 Pro Max」の2モデル展開です。

「iPhone 18 Pro/18 Pro Max」は9月18日に発売(出典:Apple)

 外観の大きな変化はありませんが、チップセットに最新世代の「A20 Pro」を搭載し、CPUは最大20%、GPUも最大40%高速化。ビデオ再生(ストリーミング)時のバッテリー駆動時間も3時間(18 Pro Maxでは5時間)伸びるなど、堅実なアップデートを遂げています。

 iPhone 18 Pro/18 Pro Max最大の進化点は、背面カメラに可変絞り機構を搭載したこと。カメラの構成は、メイン(4800万画素)+超広角(4800万画素)+望遠(4800万画素)という3眼構成を踏襲しつつ、メインカメラのみが可変絞りに対応しています。

 具体的には、絞り値をF1.48、F1.8、F2.8、F4.0から選んで撮影できるようになりました。もっとも明るいF1.48なら背景をぼかした撮影や暗所での撮影、F1.8は従来機種に近い絞り値で標準的な設定、F2.8なら幅広い奥行きのある写真を、F4.0は街灯などの光源を生かした光条撮影など、シーンに応じて切り替えられます。

 撮影機能に関しては、シャッタースピードの変更や、動画撮影後にシネマティックモード(近景または遠景をぼかす機能)を反映できるようになったこともポイント。撮影した写真にピクセル単位で電子署名する「Appleリファレンス画像」という新機能もProシリーズだけのユニークな新機能です。

 ここ数年、“撮影機材”としてProらしさを高めてきた同シリーズですが、今年も進化の方向性はブレていません。

 Apple Storeでの価格は21万9800円(税込、以下同)から。iPhone 18 Proに関しては、2TBモデルも新たに選べるようになりました。

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iPhone初の折りたたみ型「iPhone Duo」

 Apple初のフォルダブルスマートフォン「iPhone Duo(デュオ)」は横折り型のモデルで、開いた状態で使う「インナーディスプレイ」が7.6インチ、閉じた状態で使う「アウターディスプレイ」が5.4インチと、2サイズのディスプレイを備えています。

「iPhone Duo」(出典:Apple)

 どちらも縦横のアスペクト比は約1:1.4で共通しており、数あるフォルダブルのなかではコンテンツ視聴を重視した横長タイプに属します。

 形状について噛み砕くならば、折りたたむとパスポートライクなサイズ感、開くとiPad miniよりもひと回りコンパクトなタブレット――といったところでしょうか。

 フォルダブルといえば画面の折り目が課題となりがちですが、同機では精密なヒンジ構造と、Nano-Textureコーティング(MacやiPadの上位モデルなどでも採用される反射・写り込みを低減するコーティング)をはじめとするディスプレイパネルの工夫によって、折り目が目立ちにくくなっています。

 背面カメラは、メイン(4800万画素、2倍望遠対応)+超広角(4800万画素)の2眼構成。前面カメラは2カ所にあり、外側に1200万画素のFaceTimeカメラを、内側画面下に、画素数非公開のアンダーディスプレイFaceTimeカメラを搭載します。

 折りたたみディスプレイならではのカメラ機能として、「Duo Preview」や「キッズキュー」もユニークです。要するに、カメラ側のディスプレイを使って被写体側からプレビューを確認できたり、アニメーションで子供やペットの視線を誘導できたりするわけです。

 チップセットはProシリーズと同じく「A20 Pro」を搭載。Apple IntelligenceやSiri AIにも対応します。バッテリー駆動時間は、インナーディスプレイ使用時のビデオ再生(ストリーミング)で最大26時間、アウターディスプレイ使用時で最大37時間です。ちなみに、「iPhone 17」での値が最大27時間。開いて使っても普通のiPhoneと同じくらいだと思っておくとわかりやすいかもしれません。

 キャッチーで魅力的な端末ですが、価格は36万4800円からとスマートフォンとしてはかなり高額。専用の純正保護ケースやAppleCare+の追加を踏まえると、予算のハードルは高めです。こちらは10月16日に予約が開始、23日に発売予定なので、キャリアの端末購入補助がどうなるかも継続して注視しておきたいですね。

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健康管理とAIを強化した「Apple Watch Series 12/Ultra 4」

 Apple Watchについては、スタンダードな「Apple Watch Series 12」(42mm/46mmモデル)と、アウトドア用途もカバーする上位モデル「Apple Watch Ultra 4」(49mm)の2種類が登場しました。

「Apple Watch Series 12」(出典:Apple)

 前者は新たにセラミックケースの選択肢を追加。後者は従来通りチタニウムケースのみで展開されています。9月18日発売で、価格はSeries 12が7万1800円から、Ultra 4が14万2800円から。

「Apple Watch Ultra 4」(出典:Apple)

 両モデルともに、チップセットには新世代の「S11」を搭載し、センサーの見直しを図りつつ、心拍数やHRV(心拍変動:リラックス度の指標)のバックグラウンド測定頻度を大幅に向上させたのがトピック。

 関連して、その日の体がどれだけ動ける状態なのかを示す「準備度」アプリに新対応しました。活動量や睡眠中に測定した指標などを元に、「休養(0~1)/無理せずに(2~4)/準備完了(5~7)/絶好調(8~10)」と段階別に教えてくれます。

 この手の機能は、スマートウォッチ市場を見渡すとすでに定番化しているもので、新鮮味はそこまで感じません。とはいえApple Watchの健康管理機能が充実したことで、新規購入はもちろん買い替えの検討をするユーザーが増えるかもしれません。

 一方、AI関連機能については「オーディオインテリジェンス」という名のパッケージで、会話の要点をメモする「Siri Recap」や、15秒前の会話をテキストで振り返る「ライブ早戻し」などに対応しました。当初は英語のみのベータ版提供からスタートすることになるので、日本語対応し国内でフルに発揮される機会はまだ先となりそうです。

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ベースモデルもANC対応となった「AirPods 5」

 完全ワイヤレスイヤフォンでは、インイヤー型の「AirPods 5」が登場。9月18日発売で、価格はベースモデルが2万3800円、ワイヤレス充電ケース付きで軸スワイプによる音量調整にも対応した上位モデルが2万7800円です。

 前世代の「AirPods 4」では、ベースモデルがANC(アクティブノイズキャンセリング)なし、上位モデルがANCありという構成でしたが、今回の「AirPods 5」ではベースモデルもANC対応に変わったのがポイントです。

「AirPods 5」(出典:Apple)

 ANC性能の精度自体も前世代比で最大1.5倍に向上。「外部音取り込み」「適応型オーディオ」(環境に応じてANCを自動調整する機能)、「会話感知」(対面会話中の相手の声が聞こえやすく設定を切り替える機能)に加え、上位の「AirPods Pro 3」が対応して話題になった「ライブ翻訳」もサポートしているのが見逃せません。

 バッテリー持ちは、ベースモデルがANCを有効にしたイヤフォン本体で最大4時間、充電ケース併用で最大20時間。上位モデルだと、それぞれ最大5時間、最大22時間です。

 比較検討の際には、既存の上位モデルである「AirPods Pro 3」(4万2800円)との差として、「心拍センサー」が搭載されていないことと、カナル型ではないためANC性能が劣ること、という2点を押させておきましょう。地下鉄など周囲の音が大きい環境でリスニングをすることが多い、またイヤフォンをして運動するようならProの方がベターです。

 ただし、2万3800円で各種関連機能もサポートしたANC対応モデルが選べるのはかなり魅力的。予算が限られていても、イヤフォンの買い替えならば検討しやすいかもしれません。

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