スマートグラスの中でも、主にディスプレイを搭載した「AR/XRグラス」のおすすめを紹介します。
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近年、メガネ型のウェアラブルデバイス「スマートグラス」が急速に注目を集めています。ディスプレイを搭載し、映像やARコンテンツを楽しめるタイプから、音声操作やカメラ機能を中心としたAIグラスまで、その形はさまざまです。

今回はスマートグラスの中でも、主にディスプレイを搭載した「AR/XRグラス」のおすすめを紹介します。
ディスプレイの有無で役割が大きく異なる
スマートグラスとは、メガネのような形状をしたウェアラブルデバイスの総称です。単なるファッションアイテムではなく、視界に情報を表示したり、音声やカメラを通じてスマートフォンと連携したりする機能を備えている点が特徴です。近年は各社から多様なモデルが登場しており、搭載する機能によっていくつかのタイプに分類されます。
1つ目は「AR/XRグラス」です。レンズ部分にディスプレイを内蔵し、映像やAR(拡張現実)コンテンツを視界に重ねて表示できるのが特徴です。スマートフォンやパソコンと接続することで、大画面のモニターのような感覚で映画やゲームを楽しめるほか、作業用のサブディスプレイとして使うこともできます。ゲームや映画など、没入感の高い映像体験を求めるユーザーに向いています。

2つ目は「スマートAIグラス」です。こちらは映像用のディスプレイを搭載しないものが主流で、代わりにカメラやマイク、スピーカーなどを内蔵しているのが特徴です。生成AIと連携し、目の前の景色を認識して質問に答えたり、音声で操作したりできるモデルが増えています。写真や動画の撮影、音楽の再生、通話など、日常のさまざまなシーンをハンズフリーでサポートしてくれる点が魅力です。
このほかにも、ディスプレイやカメラを持たず、音楽再生や通話機能に特化した「オーディオグラス」と呼ばれるモデルもかつては存在していました。しかし近年は、こうした音声機能に加えてカメラやAI連携機能を備えた「スマートAIグラス」に統合される形で選択肢が広がっており、オーディオグラス単体のモデルは少なくなりつつあります。
ソニー製Micro-OLEDを採用|XREAL 1S

「XREAL 1S」は、XREALの人気シリーズ「XREAL One」の上位モデルとして登場したAR/XRグラス。「XREAL(エクスリアル)」は、2017年に中国・北京で設立されたAR/XRグラスの開発メーカーで、これまでに世界累計で数百万台規模の出荷実績を持つ、AR/XRグラス市場をリードする企業の一つです。日本市場にも早くから参入しており、家電量販店での取り扱いや専門ストアの展開を通じて、国内でも高い認知度を獲得しています。
XREAL 1Sは、ソニー製Micro-OLED(有機ELディスプレイ)を採用しており、最大171インチ相当の大画面を仮想空間に投影できるのが特徴。解像度は1200p、リフレッシュレートは120Hzに対応しており、映像の滑らかさや色再現性にも優れています。視野角は52度で、前モデルよりもゆったりとした画角で映像を楽しめます。
本体重量は約82gと軽量で、長時間の装着も負担になりません。独自開発の空間コンピューティングチップ「X1」を搭載しており、2D映像をリアルタイムで3D変換する機能や、低遅延(3ms)での映像表示にも対応。音響面では、Bose監修のスピーカーによる立体音響(Spatial Sound 4.0)を採用し、映像だけでなく音質面でも没入感を高めています。
USB Type-C対応のスマートフォンやパソコン、ゲーム機と接続するだけで使用でき、本体に電源を持たないため、外出先でも気軽に持ち運べる点も魅力。映画やゲームを大画面で楽しみたい方はもちろん、外出先での作業用サブディスプレイとしても活用できます。公式オンラインショップでの価格は6万1180円(税込、以下同)となっています。
空間認識も可能なハイエンドモデル|VITURE Luma Ultra

「VITURE Luma Ultra」は、米VITURE社のXRグラス「Lumaシリーズ」における最上位モデル。VITUREは2021年に設立された企業で、軽量なXR/ARグラスを中心に展開しており、SpaceWalkerと呼ばれる独自ソフトウェアによるマルチディスプレイ機能や、リアルタイム2D→3D変換機能などを強みとしています。
Luma Ultraは、最大152インチ相当の仮想スクリーンを投影できるソニー製ディスプレイを搭載し、解像度1200p、視野角52度、最大1500ニトの高輝度に対応しています。上位モデルならではの特徴として、頭部だけでなく手の動きも認識する「Full 6DoF(6自由度)」トラッキングとARハンドジェスチャー操作に対応しており、単なる映像視聴用ディスプレイを超えた、空間コンピューティング的な使い方ができる点が魅力です。
iPhone 17/16/15シリーズやAndroid端末、Mac、Windows、Nintendo Switch/Switch 2(別売りの専用ドックが必要)など幅広い機器にUSB Type-C接続で対応しており、映画やゲームはもちろん、複数画面を使った作業用ディスプレイとしても活用できます。
サイズは22.3×12.29×9.4cm、重量は83g。公式サイトでの価格は7万5800円となっています。
世界初のHDR10対応、B&O監修の音響も魅力|RayNeo Air 4 Pro

「RayNeo Air 4 Pro」は、TCLグループ傘下のRayNeoが展開するAR/XRグラス「Airシリーズ」の最新モデルです。RayNeoは、テレビや家電で知られる中国TCLのAR/XR事業部門として展開しているブランドで、比較的手頃な価格帯でありながら高機能なAR/XRグラスを多く手掛けています。
RayNeo Air 4 Proは、片眼0.6インチのTandem Micro-OLEDを2枚搭載、最大201インチ相当(6m視聴時)の大画面を投影できます。解像度はフルHD、リフレッシュレートは60Hz/120Hzに対応し、輝度は最大1200ニトと非常に明るいのが特徴です。また、AR/XRグラスとしては世界初となるHDR10表示に対応、専用の映像処理チップ「Vision 4000」が、SDR映像のHDR変換や2D→3D変換も行います。
本体重量は76gと軽量で、長時間の装着でも疲れにくいのがうれしいポイント。音響面ではBang&Olufsen監修の4スピーカーシステムを搭載、周囲に音が漏れにくい「Whisper Mode」や、没入感を高める「Surround Mode」も利用できます。
USB Type-C接続に対応しており、iPhoneやAndroidスマートフォン、Mac、Windows、PlayStation 5、Nintendo Switch 2など幅広い機器で利用可能。公式サイトでの販売価格は3万9999円となっています。
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