料理をするとき、フライ返しで炒めて、おたまで汁をすくい、別のスプーンで盛り付ける。調理のたびに道具を持ち替えていると、気づけば洗い物が増えてしまいますよね。そんな小さな手間を減らしてくれたのが、無印良品の「シリコーン調理スプーン」です。購入してから約5年。今では、料理をするときに自然と手に取るほど、わが家のキッチンに欠かせない道具になりました。

590円(税込、以下同)と手頃ながら、1本でさまざまな調理に使えるのが魅力。今回は、長く使ってわかった便利さと、あわせて愛用している「スリムスパチュラ」について紹介します。
炒める・すくう・盛り付けるが1本で完結!
シリコーン調理スプーンの大きな特徴は、炒める、すくう、盛り付けるという3つの作業を1本でこなせること。例えば野菜炒めを作るときは、食材を混ぜたり、フライパンの底から持ち上げたり。そのまま完成した料理をすくって器に盛り付けることもできます。

また、カレーや煮物などを作るときにも便利です。具材を炒めるところから煮込んでいる途中のかき混ぜ、盛り付けまで、ほとんどの作業をこのスプーンで済ませられます。
以前は料理に合わせてフライ返しやおたまを使い分けていましたが、今ではこの1本で済ませることも増えました。調理器具をいくつも用意する必要がないため、キッチンの作業スペースも散らかりにくくなり、洗い物も少なくなります。
絶妙なしなりが便利
特に気に入っているのが、先端の絶妙な硬さです。全体にはしっかりとした芯が入っている一方、先端はほどよくしなるため、フライパンや鍋の曲面に沿わせることができます。

例えば、トマトソースやクリームソースなど、とろみのある料理を作ったとき。普通のスプーンでは鍋の側面にソースが残ってしまいますが、シリコーン調理スプーンなら、先端を沿わせるように動かすことで、きれいに集められます。
鍋底に残った細かな具材もすくいやすく、最後にゴムベラへ持ち替える必要がありません。食材を無駄なく使えるのも、地味ながらうれしいポイントです。
そして、もう1つ便利なのが、フライパンを傷つけにくいこと。金属製の調理器具は、表面のコーティングを傷つけないよう気を遣うことがありますが、シリコーン製なら比較的安心して使えます。表面の素材はシリコーンゴムで、耐熱温度は200℃。一見すると熱に弱そうですが、炒め物などの加熱調理にも対応しています。ただし、耐熱温度には限りがあるため、火に直接触れさせたり、高温のフライパンに長時間置きっぱなしにしたりするのは避けたいところです。
5年使っても現役
約5年間使っているにもかかわらず、見た目の使用感がそれほど気にならないのも驚いたところ。シリコーン素材は適度に弾力があり、今でも問題なく使えています。

黒いカラーも、長く使いやすい理由の1つです。カレーやトマトソースなど色の濃い料理に使っても、食材による色移りが目立ちにくいのが魅力。装飾のないシンプルなデザインなので、キッチンに置いても主張しすぎず、ほかの調理器具とも自然になじみます。
木柄 シリコーン スリムスパチュラも便利
調理スプーンとあわせて愛用しているのが、「木柄 シリコーン スリムスパチュラ」です。価格は690円、長さは約23cm。持ち手には天然木が使われており、黒いシリコーン部分との組み合わせがかわいらしいアイテムです。

こちらは、調理スプーンよりも細かな作業に向いています。特に重宝しているのが、ドレッシングを作るとき。調味料を混ぜ、そのまま野菜にかけるだけでなく、器に残ったドレッシングまできれいに集められます。普通のスプーンでは器の底や側面に調味料が残ってしまうことがありますが、スリムスパチュラなら先端がしなるため、隅まで届きやすいのが魅力です。
ブレンダーやみじん切り器を使ったあとにも活躍します。容器の内側や刃の周辺には、ペースト状になった食材が意外と残るもの。そんなときも細い先端を使えば、取り出しやすくなります。