今回は、冬の車中泊で寒さ対策が必要な理由を解説するとともに、車内で使いやすいおすすめの寒さ対策アイテムを3つ紹介します。
冬の車中泊で気になるのが、車内の冷え込みです。日中はそれほど寒く感じなくても、日が沈むと外気温とともに車内の温度も下がり、朝方にはかなり冷え込むことがあります。
特に冬の車中泊では、エンジンを切ると暖房が使えなくなるため、寒さ対策をしっかり準備しておくことが大切です。
そこで今回は、冬の車中泊で寒さ対策が必要な理由を解説するとともに、車内で使いやすいおすすめの寒さ対策アイテムを3つ紹介します。
冬の車中泊で寒さ対策が必要な理由
冬の車中泊では、日が沈んでから朝にかけて車内の温度が大きく下がります。車は住宅のように断熱されているわけではないため、外気温の影響を受けやすく、特に窓からは冷気が伝わりやすくなります。
また、冬の車中泊では、エンジンを切った状態で寒さ対策をするのが基本。アイドリングしたまま暖房を使い続ける方法もありますが、燃料消費や一酸化炭素中毒などのリスクがあるため、あまりおすすめはできません。
寒さ対策で最初にやっておきたいのが、窓に断熱シェードを取り付けたり、厚手のカーテンや毛布を使うこと。車内の熱をできるだけ逃がさないようにすることが、とても大切です。あわせて、寝袋や毛布など、就寝時に体を温める寝具も用意しておきましょう。
上記の寒さ対策をした上でさらに追加したいのが、車内で使用できる暖房器具です。安全性を考慮すると電気使用の暖房器具がおすすめですが、その中でも、車中泊と相性がよく、比較的消費電力が小さいものを選ぶのがポイントです。
電気を使う暖房器具を使用する場合は、ポータブル電源の容量や消費電力も確認しておきましょう。製品によって消費電力は大きく異なるため、「どのくらいの時間使えるのか」まで考えて選んでくださいね。
冬の車中泊におすすめの「寒さ対策アイテム」もチェック
冬の車中泊におすすめの寒さ対策アイテム1:BougeRV 電気毛布
冬の車中泊で手軽に使える暖房アイテムとしておすすめなのが電気毛布。車内全体を暖めるのではなく、寝ている人の体を直接暖められるのが電気毛布のメリットです。
消費電力も比較的小さいため、ポータブル電源の電力を抑えながら寒さ対策をしたい人にも最適です。
電気毛布でおすすめなのは「BougeRV 12V電気毛布」。シガーソケットから給電できるため、車中泊との相性がよく、車内で使いやすいのが特徴です。

サイズは約180(縦)×130(横)cmと大きめで、掛け毛布としてだけでなく、敷き毛布としても使用できます。温度は5段階で調節でき、最大消費電力は48Wと低め。8時間使用しても、消費電力は400Wh以下なので、小型のポータブル電源でも朝まで使うことができそうです。
タイマー機能も搭載しており、1~3時間に設定できるほか、アプリ使用時は4~10時間の設定にも対応しています。また、カバーは取り外して洗濯可能です。ショッピングサイトでは1万3000円前後で販売されています。
冬の車中泊におすすめの寒さ対策アイテム2:EcoFlow WAVE 3 ポータブルエアコン
車内全体の温度を上げたい場合には、ポータブルエアコンなどの空間暖房器具がおすすめ。電気毛布のように体の一部分を暖めるのではなく、車内全体の温度を調整できるのが大きな特徴です。車中泊で快適な温度環境を作りたい人に向いています。
EcoFlowの「WAVE 3」は、冷房・暖房の両方に対応したポータブルエアコン。専用バッテリーパックを組み合わせれば、コードレスで使用でき、最長8時間の稼働が可能です。暖房性能は最大2.0kWとパワー十分。本体と専用バッテリーのセットで、公式サイトでの価格は28万1100円です。

本体サイズは約51.9(幅)×33.6(高さ)×29.7(奥行)cm、重さは約15.6kg。温度設定範囲は16~30度で、Wi-FiやBluetoothによるアプリ操作にも対応しています。バッテリーパックは1024Whのリン酸鉄リチウムイオン電池を採用しており、安全性の高さも魅力です。
電気毛布より消費電力がかなり大きいですが、車内全体を暖めることができ、夏は冷房、冬は暖房と、この1台で一年中車中泊に使うことができます。
冬の車中泊におすすめの寒さ対策アイテム3:Sumeriy パネルヒーター
車内で過ごす際の足元の冷え対策に最適なのが、折りたたみ式のパネルヒーターです。車内全体を暖めるのではなく、体や足元を重点的に暖められるのがメリット。電気毛布やポータブルエアコンとは異なる使い方ができるため、冬の車中泊で冷えやすい足元を効率よく暖めたい人に向いています。
Sumeriyのパネルヒーターは、筆者が2つ購入して現在も使用しているアイテム。4面から発熱するパネルヒーターで、足先から膝まで効率よく暖められるのが特徴です。参考価格は8980円です。

温度は弱・中・強の3段階で調節でき、表面温度は弱が約45度、中が約55度、強が約65度としっかりと体を暖めることができます。消費電力は145Wと比較的抑えられており、ポータブル電源でも使いやすい点もうれしいポイントです。
3・6・9時間のタイマー機能を搭載し、初期設定では3時間で自動的に電源が切れます。そのほかにも、転倒時に自動で電源オフになったり、異常な温度を検知した場合にも電源を停止する安全機能を備えています。
パネルヒーターの前に座って使うだけでなく、付属のブランケットをかければ、足元を囲んでこたつのように暖めることも可能。車内で座って過ごすときの足元や下半身の冷え対策に活用できます。折りたたみ式なので、使用しないときはコンパクトに収納可能です。




