今年はフォルダブルの「iPhone Duo」も発売されましたが、カメラが好きなら9月に発売された「iPhone 18 Pro」一択かもしれません。iPhoneシリーズでは初となる可変絞り機構を備えたメインカメラは、ちょっとしたフォトウォークの楽しさも倍増させてくれます。

 ここでは、iPhone 18 Proを2週間じっくり試した筆者が、同機のカメラで試したい6つの撮り方・使い方について、前後編に分けて紹介していきます。

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1)絞りを「f/1.48」にして自然に背景をぼかす

 iPhone 18 Proのカメラで一番楽しかったのは、背景や近景を自然にぼかす撮り方でした。従来の「ポートレート」モードでの処理とは違って、カメラの絞り値を変えることによって、自然なボケを発生させられるのが魅力です。野花を撮影するなど、輪郭の認識が難しい撮影対象でも、表現力がぐんと上がる印象でした。

 具体的に覚えておきたい流れは、背面メインカメラの絞りを「f/1.48」に調整し、「フォーカス」の値を調整して、狙った被写体にピントを合わせるというもの。絞りの数値を下げることでピント合わせがシビアになるので、フォーカス機能のピーキング(=ピントが合っている箇所の輪郭が白く強調されること)と併用することが重要です。

 なお、物理的に絞りを変更できるのは「メインカメラ」のみ。超広角カメラや望遠カメラを使う構図では利用できませんので、あらかじめ理解しておきましょう。

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2)絞りを「f/4.0」にして光条撮影

 先ほどは、絞りの数値を下げてピントが合う奥行きを狭めましたが、反対に数値を上げることでピントが合う奥行きの幅を広くできます。そして、副産物的に楽しめるのが、強い光源に対してカメラを向けたときに光条(星マークのイラストように高原から光が放射状に伸びること)の撮影が行えること。これを狙うには絞りをf/4.0に調整しましょう。

 ただし、iPhoneのカメラを、強い光源に向けると、レンズ内で光が反射した結果、変なところに光の点が現れます。このゴーストは、AIを活用して不要なオブジェクトを消す「クリーンアップ」機能で解決する前提で、編集に影響が出ない構図を狙うと良いでしょう。

 ただし、夜景などを撮影しようと思って複数の光源が画角内にあると、ゴーストも複数生じてしまう可能性があるので、構図との相性はあるかもしれません。

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3)「編集」からカスタマイズしておく

 3つ目は、撮り方というより快適に撮るための設定方法について。上述してきた絞りの調整やフォーカスの調整などについて、毎回カメラアプリ内のメニュー画面の一覧を開いて選択すると大変です。

 メニューの一覧を開いたときに、画面左上に「編集」というボタンが表示されるので、ここをタップして頻繁に使う項目を登録しておきましょう。

 例えば、「絞り」と「フォーカス」を選択しておくことで、カメラの撮影プレビュー画面場部に「絞り」と「フォーカス」のアイコンが現れるようになります。これらのアイコンをタップすれば、通常の操作方法よりも若干素早く設定を完了できるはずです。何度か絞りやフォーカスの操作を行なって、撮影に慣れてきたら、こちらのカスタマイズを必ず行なっておきましょう。

 4〜6つ目については、後編で解説します。

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