スクウェア・エニックスの看板RPG「ファイナルファンタジー」シリーズの中で，特に名作の声が名高い「FF VII」。

　同作の6年前から「FFVII」冒頭までの物語を描いた携帯コンテンツ「BEFORE CRISIS -FINAL FANTASY VII-」が，本日（9月24日），正式サービスを開始した。

　遊び方は，まず複数用意されたキャラクターから自分の分身を選び，名前を付ける。その後，プレイヤーが所属するタークスの上司から指令を受け，ミッションを遂行することになる。

■プレイヤーの分身となるキャラは男女複数から選択する。ロッドや銃などキャラによって得意な武器が異なる。

　フィールドは上下左右への移動を駆使しながら進む。敵に見付かると，フィールドとは別の戦闘画面へと移行する仕組みだ。

　戦闘はアクション形式で，敵の攻撃をよけつつ，懐に潜り込みダメージを与える。一方フィールドでは，地形を生かして敵を追い込んだり，敵の死角となる場所にじっと隠れてやりすごす……なんてアクションも取れる。

■敵を追い詰めたり，逆にやりすごしたり。フィールドの地形を生かしたアクションはさまざまだ。

■戦闘画面はフィールドとは別。持っている武器の特性を生かし，敵のフトコロへもぐりこめ！

　時には＜マテリア＞と呼ばれる魔法を使うことも大事だ。この＜マテリア＞は，武器や防具に装備することで使用できるようになる。銃とマテリアを組み合わせて使う“マテリア弾”など，武器と組み合わせることで，特殊効果を持つ攻撃を繰り出すことも可能だ。

　もちろん，＜マテリア＞を装備して戦闘を終えると経験値が入り，魔法効果がレベルアップするぞ。

■マテリアはFOMAのカメラで写真を撮ることでGET！ どんなマテリアができるか……は写してみてからのお楽しみだ。

　その＜マテリア＞だが，このゲームで入手するただ一つの方法は，なんと，自分の身の回りのものを携帯カメラで撮影すること（！）。カメラで撮影してコンバートすると，マテリアができあがる……というわけだ。

　また＜マテリア＞には，もう一つ“マテリア援護”という重要な機能が備わっている。これは，MPが減ってピンチのとき，本部に“マテリア援護”を要請すると，連絡を受けたほかの仲間から新たな＜マテリア＞を送ってもらえる，というシステムだ。

■手持ちの魔法がなくなり，ピンチに陥ってしまった！ ここはレノの言うとおり，マテリア援護を本部に要請しよう。 ■マテリア要請はほかのプレイヤーに伝わり，不要なマテリアを送ってくれる。条件が揃えば召喚獣を呼び出すことも可能だ。

　この“マテリア援護システム”を活用すれば，MPがなくなっても安心。マテリアの数が揃うといったある一定の条件が揃えば，召喚獣を呼び出すこともできる。逆に要請を受けたときには余っているマテリアをすぐ送ってあげれば，友だちに感謝されること間違いナシだ。

　ゲームモードは，毎月配信されるストーリーを楽しむ「エピソード」，街を自由に歩ける「フリーモード」の2つ。貯めたランクポイントを使ってレノたちと闘える「トレーニング」などのおまけ要素も用意されている。

「FFVII」から6年前。神羅カンパニーとタークス，アバランチの間になにがあったのか？ レノ，ルード，バレット，クラウド，セフィロスたちは当時どうしていたのか……その真実は「BEFORE CRISIS -FINAL FANTASY VII-」で明かされる！