父親が乗った定期船がボース地方で行方不明になり，その消息を確かめるために，シェラザードといっしょにボース地方に向かうことになったエステルとヨシュアの見習い遊撃士2人。物語がいよいよ本格的に動き始める第1章は，3人がボース地方に到着したところから始まる。

　早速，ボース市の市長に事件について話を聞きに行こうと市長の屋敷に出向いたものの，あいにく出かけているとのこと。待ってるのもなんなんで，街の散策をかねて探しに行くとするか。

　ボース市は巨大なマーケットがある北街区と，工房や武器屋・民家などがある南街区に分かれていてかなり広い。まぁ，マップもあるし，迷うことはないだろうけどね。

　街をうろついていたら礼拝堂で市長付きのメイドさんを発見！　なんでも市長はマーケットにいるそうなので一緒に探すことになった。

　市長は目立つので一目で分かるそうだけど，一体どんな人なんだろう。

　市長からの依頼は定期船失踪事件の調査と解決だった。

　もちろんこれを断る理由もないため快く引き受け，軍が握っている情報を得るため，モルガン将軍への紹介状をもらい国境のハーケン門に向かった。

　ボース地方に現れる魔獣は，ロレント地方よりも強くなっている。これまでは戦闘ではただ単に殴っていても勝てたが，今後は行動順などいろいろ考えながら戦っていく必要があるぞ。

　「英雄伝説VI 空の軌跡」の戦闘システムには，クラフト，アーツ，ATという，3つの重要な要素がある。

　戦闘画面の左に表示されているアイコンのリストがATバーと呼ばれ，いわゆる戦闘における行動順を表したものだ。

　このリストの上のキャラクターから行動の順番が回ってくるようになっていて，リストの右には“ATボーナス”というアイコンがついている場合がある。

　このアイコンの種類によってHPやEPが増加したり，攻撃や魔法で与えるダメージが増加したり，CPが増加したり，セピスを奪ったりと，さまざまなボーナスが得られる。注意してみてみよう。

　行動の順番は，攻撃やアーツ，移動など，行動の種類によって変わるので，ボーナスアイコンを狙うために敢えて攻撃しないという手もありなのだ。　次のページへ