「英雄伝説VI 空の軌跡」の物語を語る上で重要となるものの1つに導力器(オーブメント)と呼ばれる技術がある。
オーブメントは,七曜石(セプチウム)の結晶回路(クオーツ)をセットすることでさまざまな効果を発揮する個人用の機械のことで,今作において生活の基盤になっている。
完全なオーダーメイドなため,持ち主によってスロットの属性や連結構造(ライン)が異なっているのが特徴だ。
冒険では,このオーブメントにクオーツを装着することで,導力魔法(オーバルアーツ)を使用することができるようになったり,持ち主の能力を強化することが可能だ。
クオーツはセプチウムの欠片であるセピスから作られた回路で,オーブメント工房で作ってもらうようになっている。
クオーツの材料となるセピスは,地・水・火・風・時・空・幻の7つの属性を持ち,魔獣との戦闘で入手することができる。
地属性は物理攻撃や防御など,水属性は回復や冷気攻撃に関係し,火属性は攻撃や火炎攻撃,風属性は回避や風による攻撃など,時属性は行動速度や時間の短縮など,空属性は移動や効果範囲など,幻属性は知覚や認識に関係している。
このセピスから作られるクオーツも属性値を持っており,オーブメントにセットしたクオーツの属性値の合計によって,発動できるアーツの種類が決定されるというわけだ。
■魔獣との戦闘後,セピスを得たぞ! 入手したセピスを使用して,さまざまなクオーツを工房で合成してもらうことが可能だ。
クオーツをオーブメントにセットするには,セットするための穴(スロット)を開封する必要がある。
1つのオーブメントには合計6つのスロットが用意されているが,最初は中央に配置されたスロットしか開封されていないので,そのほかのスロットはセピスと引き替えにオーブメント工房で開封することが可能だ。
ただし,スロットには属性が指定されている場合があり,属性が指定されているスロットには同属性のクオーツ以外はセットすることができないぞ。
オーブメントのスロットは,中央のスロットから伸びたラインによって連結されている。ラインはキャラクターごとに異なっており,例えばエステルは中央から2つのラインが分かれている。
同じラインにセットされたクオーツの属性値の合計で使えるアーツが決まるため,ラインが長いほどより高度なアーツが使えるというわけだ。
なお,どのクオーツをセットするとどんなアーツが使えるようになるかはブレイサー手帳に載っているので,それを参考にいろいろ組み合わせてみるといいだろう。
■ブレイサー手帳は,画面右下にある青いアイコンをクリックすることで開くことができるぞ。ブレイサー手帳にはさまざまな情報が記載されているので,わからないことがあったらどんどん活用していこう。
こうした斬新なシステムが多数盛り込まれた「英雄伝説」最新作。この新たな伝説をプレイできる日ももうすぐだ!!
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