■「幻想三国誌」発売直前インプレッション
発売直前インプレッションとして,今回は「幻想三国誌」の特徴的なシステムについて紹介していこう。
「幻想三国誌」の戦闘システムが,時間の概念を重視した「短考」と戦略性を重視した「長考」のどちらかを選べると言うことは前回紹介した通り。
■戦闘システムは,時間の概念を重視した「短考」と戦略性を重視した「長考」のどちらかを選べる。
「短考」は戦闘中に時間が常に流れており,プレイヤーが思考している間でも敵が攻撃をしてくるが連係攻撃が可能になっているのが特徴で,それに対し「長考」は味方と敵のいずれか行動速度順に1人ずつ行動し,連係攻撃はできないもののこちらが行動するまで敵が攻撃してこないのでじっくりと考えながら戦闘を行うことができる。
より緊張感のある戦闘を楽しみたいのであれば「短考」がおすすめだが,いちいちメニューから招式(武学)や道具(回復アイテム),暗器(攻撃アイテム)などを選んでいては,敵に攻撃のチャンスを多く与えるようなもの。
そこで用意されているのが短縮キーだ。短縮キーに招式や道具などを登録しておけば,ボタン1つで招式や道具を呼び出せるようになっているのだ。
短縮キーへの登録はとても簡単で,メニュー画面を開き「武学」から「短縮」をクリックすると,選択中のキャラクターの短縮キーの項目が表示されるので,登録したい招式や道具,暗器などを数字の欄にドラッグ&ドロップするだけ。
これで戦闘中に[1]〜[9]キーを押すことで,武学やアイテムを簡単に使用できるというわけだ。
■短縮キーを登録しておけば戦闘中に即座に使用することができるようになるので,スピーディに戦闘を進められるだけでなく,連係攻撃もしやすくなるのだ。
また戦闘では,陣形が大きく戦局を左右することもある。敵の戦力に応じた陣形を選ぶことで,戦闘を有利に進めることができるのだ。
陣形には,戦闘中に攻撃力や防御力,速度などが増加する陣形などがあり,物語が進むにつれ徐々に強力な陣形を覚えていくぞ。
陣形は,メニュー画面の「部隊」から「陣形」をクリックすると,現在の陣形が表示される。
複数の陣形を覚えている場合は,戦闘開始時にどの陣形で始めるかを選べるようになっていて,陣形名をクリックして陣形を設定しておけば,敵と遭遇した際にその陣形で戦い始めることが可能だ。
陣形でのキャラクターの配置は,各陣形ごとにキャラクターを好きな位置に配置することができるぞ。
■キャラクターの特長をより生かせる場所に配置するか,それともキャラクターの弱点を補完するような場所に配置するかなど,配置はプレイヤー次第。
陣形は戦闘中にも変更することが可能だ。陣形を変更できるのは伯雅に行動の順番がまわってきたときのみ。というのも,陣形は伯雅の武学という形で覚えていくからだ。
遭遇した敵に合わせて臨機応変に陣形を変更していけば,味方の損害を抑え効果的に敵を倒すことができるぞ。
なお,陣形はそれぞれに設定された人数以上が残っていないと効力を発揮しない点にも注意しておこう。 次のページへ
■敵の能力や戦局に応じて臨機応変に陣形を変更し,戦闘を有利に運ぼう。
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