【 鋼鉄の咆哮3〜ウォーシップコマンダー〜 】
■ストーリー
地球規模のエネルギー危機により,誰しもが疲弊しきっていた1931年。超金属「レアメタル」発見により,世界の様相は一変することとなった。この特殊金属によって開発された新機関の研究とその実用化により,エネルギー危機は一気に解決。世界に平和と安定をもたらした。はずだったのだが…。
「レアメタル」の存在は世界各国を新兵器の開発へと走らせた。それによって生み出された超兵器は,人々の闘争本能を呼び覚まし,世界を連合軍と枢軸軍に二分する世界大戦へと波及していく……。
■概 要
「鋼鉄の咆哮3〜ウォーシップコマンダー〜」は,パラレルワールドの1931年を舞台に,艦船の指揮官となってさまざまなミッションを遂行していくゲームである。
艦船を扱ったゲームというと難しい印象もあるが,このゲームでは,ミッションで得た報酬を元に,オリジナル艦船のカスタマイズが可能となっている。
このカスタマイズでは,第2次世界大戦期の兵器はもちろん,ミサイルVLSによるイージスシステムといった現代兵器や,プラズマ砲や波動砲といったような空想兵器まで登場するのだ。
おかげで,戦闘もかなりハチャメチャな展開となり,堅苦しく考えず,SFゲームとして楽しめるのが特徴だ。
■ベースは第2次大戦期の戦艦。しかし,ゲームの進行とともに様々な超兵器が登場する。
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■主役はもちろん戦艦や,巡洋艦といった艦船だが,最新作では航空機や戦略爆撃機なども重要な役割を担う。
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■超兵器が搭乗するなど洒落が利いているので,戦艦に詳しくなくても楽しめる。おもちゃのアヒルも登場する!?
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■ゲームはミッションを次々にこなしていくタイプ。ミッションごとに展開を考えられるので,シミュレーションゲームになれていなくても大丈夫。
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■さらなる超兵器を作り出せるカスタマイズ
本作の最大の魅力の一つともいえるのが,駆逐艦から,空母,戦艦にいたる各種艦船のカスタマイズだ。
このカスタマイズで,これでもかとばかりにハリネズミのように砲門を配置した戦艦も作り出すことが可能なのところが,男子の遊び心をくすぐる。
■自分の搭乗する艦船はミッションの報酬で得た資金や兵装で自由にカスタマイズできる。
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■強化プラズマ砲,ニュートリノビーム砲など,超兵器で自分の戦艦を武装できるのだ。
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しかも,3ではこのカスタマイズがさらに強化され,潜水艦や航空機までカスタマイズできるようになった。潜水艦にいたっては,搭乗も可能なので,これまでの戦艦とは異なる戦いも楽しめそうだ。
また,今回は従来以上の超巨大艦船もカスタマイズ可能になるという。それがミッションに登場したところをみてみたいというのは,艦船ファンならずとも,に違いない。
■最新作では潜水艦もカスタマイズできる。もちろん,これに搭乗してミッションを遂行することも可能だ。
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■空母や航空戦艦などに艦載する航空機もその性能をカスタマイズできる。自分の艦隊にあった機体を作れるぞ。
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■一画面に収まらないほどの大きさの巨大戦艦もカスタマイズできる。よく見ると,SFチックな砲台だけでなく,巨大カッターのようなものも……。
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また,様々な兵装の開発も可能となり,第2次大戦期に活躍した兵器を使い続ける事も可能となっている。
しかも,この研究開発も,小規模開発で,地道にコツコツと強化していく方法もあれば,失敗の危険こそともなうものの,大規模開発で一気に強化することで,強力な新兵器を入手することも可能となるわけだ。
この中間の中規模開発もあり,そこは,プレイヤーのお好み次第となっている。
■"マイ戦艦"の雄姿をアップで拝める「艦船評価システム」
こうして開発した艦船は,「艦船評価システム」により,見事に3D化した雄姿をさまざまな角度から拝むことができる。
また,その艦船の性能を外見も含めて評価してくれるので,さらなるカスタマイズの参考にもつながる。
■カスタマイズした自分の艦船を3Dグラフィックで細かく確認できる。
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■外観も評価対称なので,ここで確認して,今ひとつと思ったらカスタマイズを重ねよう。
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さらに,最新作の3では,ミッションシーンも完全に3D化され,都市攻撃の際にビルなどを攻撃すると,その爆風の余波が付近の建物にも及ぶようになっている。
PlayStation2版として発売された「鋼鉄の咆哮2〜ウォーシップガンナー〜」のような,ファーストパーソンシューティングのような3D化ではなく,「ウォーシップコマンダー」として,あくまで俯瞰視点による艦隊操作によってゲームは進んでいく。
アクションが苦手,と感じる人も安心して遊べることだろう。
■攻撃目標をマウスで指定して侵攻していく。オイルタンクなどに攻撃が命中すると,周囲にも甚大な被害が広がることに。
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■ミッションの舞台も様々。海洋上での入り乱れての大決戦もあれば,上陸作戦などもある。
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■マルチストーリー展開と大規模かつ多彩なミッションの数
ミッションもこれまで以上に多彩な展開が期待できそうだ。潜水艦が加わったことでも新たなミッションの存在を予感させるが,加えて,艦載艇から上陸部隊を出撃させる地上上陸作戦なども用意されているという。
これら地上部隊によってのみクリア可能なミッションもあるという。
■潜水艦といえば隠密行動が原則。潜水艦で出撃するミッションとはどんなものだろうか?
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■航空ユニットが重要な役割を果たすミッションもあるにちがいない。
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しかも,前作では,1艦隊4隻まで操作できるだけだったのが,今作では,この1艦隊に加えて,最大3艦隊12隻まで指揮できるようになる。
さらなる,大艦隊の指揮官としてミッション全体をコントロールすることも可能となるというわけだ。
そして,艦隊指揮官らしく,階級が上がると,ミッション中に航空機による戦略爆撃を要請することも可能になる。より大規模な,迫力ある艦隊戦を楽しむことができそうだ。
■自ら作り上げた大艦隊を率いて出撃することもできるのだ。
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■手塩にかけてカスタマイズした戦艦で最大4隻からなる艦隊を作る。その編成内容は思いのままだ。
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■自分の艦隊以外にも,最大3つの艦隊を支援艦隊として指揮できる。支援艦隊への指示次第で自分のミッションへの成功率も大きく変わってくる!?
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ミッションは,前作同様に,ステージの進行状況によって随時変化したり追加されたりする。
また,ストーリーの要所要所で,侵攻先などを選択することもあり,それによって,手に入る兵装なども変化するなど,何度もゲームを楽しめるようになっている。
・鋼鉄の咆哮3 〜ウォーシップコマンダー〜公式サイト
・メーカー:コーエー
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※画面写真は開発中の為,実際の製品とは異なる場合があります。
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