■ ストーリー ■
白きエーテルが猛る時,時の神殿に新たな王が誕生する……
その世界では,すべての創造物はエーテルから生まれ出で,そして,死して再び,その元へと還元されて行った。
すべての根源である雪のごとく白きエーテルは,世界の中心から流れ出し,その存在のうつろいやすさ故,さらに4つの潮流へと,その流れを分かっていった。
力強さは失いはしたが,かわりに緩やかな寿命を得た4種類のエーテルは,それぞれ,
鮮血のごとく赤い「 渾沌 」
蒼天のごとく青い「 変化 」
若葉のごとく緑の「 活力 」
焦げた石のごとく黒い「 結合 」
と呼ばれた。
エーテルとは力の源であり,純粋なエネルギーである。が,しばしばそれは,別の呼び名で例えられることもあった。
「魔力」という通り名で。
この世界には,それぞれのエーテルを象徴する「エーテルの王」により統治された,4種類の種族が存在していた。
カオット,キネット,ヴィタル,シンセットである。
それらの種族は,おのおのが持つ魔力と技に磨きをかけ,エーテルの力を深く極める生活を送っていた。
しかし,時が過ぎ,安定を保っていた世界に「変化の時代」が到来した。
白きエーテルがその流れを猛々しいものに変え,地上へと溢れ出したのだ。
それは,世界の果てにあるという「時の神殿」と,そこに足を踏み入れることになる世界を統べる「白き王」の誕生という,伝説の時代の始まりを告げるものだった。
同時に,長らく保たれていた種族間の平和は,とうとう終わりを告げた……
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