■ OFPレジスタンスの特徴 ■
■新たなテイストを加えたキャンペーンモード
タイトルの通り,今回の主人公はレジスタンスの一員として,祖国に侵略の魔の手を伸ばすソ連軍に立ち向かう。
しかし圧倒的な物量で進撃してくる敵に対し,こちらは手持ちの武器も仲間も少なく,補給もままならない状況下で戦い抜かなければならない。 なんだか映画『若き勇者たち』のような設定だが,燃えるシチュエーションであることには違いない。
■ゲームシステムの変更点について解説しよう。
前作では装備・人員ともに各ミッションの開始時に自動的に定数分が割り当てられていた。言い替えればどれだけ武器・弾薬を浪費し,味方に損失を出そうが,クリアしてしまえば勝ち,だった。
だがOFPRでは各ミッション終了時の手持ちの装備・弾薬はストックされ,次のミッションに持ち越される。しかも最初は最低限の装備しか与えられない。
戦闘のさなかに現地調達(=奪取)し,かつ可能な限り温存することで味方の戦力を拡充させなければならないのだ。とりわけ対戦車ロケット砲などの重火器は,多少のリスクは覚悟の上で入手を試みなければならないだろう。
また,戦闘に参加した仲間は実戦経験を重ねるごとに体力や技能がレベルアップしてゆく。当初は頼りない新兵も,やがて歴戦の古参兵に成長を遂げるのだ。長期戦を戦い抜くためには,決して「使い捨て」はできない。
■質・量ともにパワーアップしたグラフィック
オブジェクトモデルの全面的見直しと高解像度テクスチャのサポートにより,グラフィックのクオリティは大幅に向上した。100平方キロメートル相当の広大なフィールド「Nogova島」と,よりリアルになった草木や建造物。更には新たな特殊効果も加えられて,前作を上回る臨場感を実現している。
前作の大きな特徴でもあった多種多様な乗り物には,今回バイクが加えられた。また以前より要望の大きかった拳銃もついに登場した。シングルプレイはもちろん,マルチプレイにもさまざまな戦術のバリエーションをもたらすだろう。
■ネットコードの大幅な改善で快適なマルチプレイ
「一発食らったらアウト」という,海外ゲームでは既にひとつのジャンルとして定着したシビア(=リアル)なゲームシステムがOFPシリーズの特徴の一つだ。
それだけに,マルチプレイ時の接続環境の良し悪しは勝敗に大きく作用する。OFPに限らず,ほんの一瞬の転送ラグが「自分では身をかわしたつもりが撃たれていた」「至近距離からいくら撃ちこんでも命中しない」といった現象を引き起こし,興醒めしてしまうこともオンラインゲームの世界ではそう珍しいことではない。
OFPRではネットコードを大幅に改良することで,OFPシリーズの味である多人数が参加したり,乗り物が数多く登場する大規模戦闘がより快適にプレイできるようになった。マルチプレイ用ミッションも新たに9つが追加され,前作を凌駕する熱い戦いがプレイヤーたちを待ち構えている。
・「OPERATION FLASHPOINT RESISTANCE」INDEX
・PC GAME SPECIAL INDEX
・SOFTBANK GAMES INDEX
|