死んだ者の魂は本来なら天に召されるが,負の力を吸収してしまうと凶暴な“クリープ”へと変化する。
主人公である死神の灯夜と天使のユリエル・アーレンクライン,そして灯夜の使い魔・リンは,この“クリープ”を狩ることを使命としている。
過去の記憶を失っていた灯夜は,クラスメイトの夏希や,その友人のひいろとの出会いを通じて“クリープ”の正体,世界の隠された真実,そして自分の使命に気付いていく。
この世界は辛い現実の世界から逃げ出したひいろの夢の世界であり,自分たちは,ひいろが記憶やイメージから生み出した存在だったのだ――。
ひいろは現実逃避した自分に対する嫌悪と,ようやく自分の居場所を手に入れた喜びとの狭間で揺れていた。そういった悩みや迷い,ストレスが負の力の根源であった。
ひいろの正しくあろうとする心が生み出した騎士・御堂 愛は,彼女を現実の世界に帰らせようとするが,灯夜に対する想いがひいろの足を踏みとどまらせる。
やがて愛は,自らの使命を果たせないと悟り,存在意義を失って世界から消えていく。その事実を知ったひいろはますます苦悩する。
一気に膨れ上がった負の力が世界を歪ませ,時空の狭間から恐怖の存在が現れる。すべてを無にしようとするこの存在の手にかかれば,世界は崩壊してしまう。
消えゆく愛の説得もあり,ひいろは夢の世界で生きていくことを強く心に決める。
負の力の生成は止まり世界の歪みは収まったものの,恐怖の存在の一部が産み落とされてしまう。倒せる可能性があるのは死神である灯夜だけだ。
灯夜は,ひいろが選んだこの世界を守る為に決死の戦いを挑み,これに勝利する。
そして2カ月後……。
ユリエルたちの協力もあり,第二の現実界としてゆっくりと歩み出す夢の世界。
しかし新たな闇が,世界の破滅を狙って蠢き出す。
灯夜とヒロインたちの運命は?
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