故横山光輝氏により1956年に誕生し，現在TVアニメが放送中の新生「鉄人28号」。

　巨大ロボットの元祖として揺るぎない作品であり，不朽の名作として多くのファンに愛されている。その鉄人が今，誕生から半世紀近い時を経て，PS2用アクションゲームとしてバンダイから7月1日に登場する。

　「鉄人28号」は，主人公・正太郎の視点で，プレイヤーが自らリモコンを持って鉄人28号を操作するアクションゲームだ。原作やアニメのストーリーをベースに，ゲームオリジナルの敵「X団」との戦いを描いており，不乱拳博士や十字結社などおなじみのキャラクターも登場する。

　操作はとても簡単で，ボタンを押す長さで鉄人が繰り出す技が変化し，誰にでもわかりやすく直感的に操縦を楽しむことが可能だ。

　昭和30年代の日本の街並みを3Dで見事に再現し，ビルや街路樹，電柱など，そこに存在するあらゆるものをつかんだり投げたりすることができる。

　そのつかんだ物を敵のロボットに投げつけて大ダメージを与えたり，ビルの陰に入って鉄人が見えにくくなれば，正太郎自身が場所を移動して操縦場所を変えるなど，自由度の高いアクションを体感できるのだ。

　ゲーム中ではさまざまな人物がリアルタイムに活動していて，AIにより状況に合わせてしゃべるようになっている。もちろん正太郎もプレイヤーの操作に合わせてしゃべるぞ。

　また，各ミッションをクリアすればポイントが手に入り，鉄人をパワーアップさせることができる。

　ストーリーモード以外にも40以上のステージに好きなロボットを使って挑戦するチャレンジモードなども用意されている。

　価格は7,140円（税込）7月1日発売だ。