打撃,タックル,寝技とさまざまな格闘が楽しめる「UFC」。今回は試合の基礎となるスタンディング(立ち)状態での攻防をお届けするぞ。
ほかの格闘技の例にもれず,「UFC」の試合もスタンド状態からスタートする。打撃で相手の意表をつき,タックルで寝技に持ち込む……この攻防が成功するかどうかで有利に試合が進むかどうかが決まるわけだ。
特に「UFC」は,寝技に持ち込まれてからの立て直しが難しいため,スタンドでの攻防は非常に大事なものになる。ここで相手に有利な状況を作られないようにしたいところだ。
そこで今回は,スタンド状態での攻防システムの解説を踏まえたインプレッションをお届けする。今作で増えた攻防のシチュエーションもじっくり解説しているので,事前に良く読み,戦いのメソッドを勉強しておいて欲しい。
ゲーム内映像での紹介はこちら!
スタンド状態では□,△で左右のパンチ,×,○で左右のキックを出すことができる。選手の持つ打撃スキルによって,組み合わせてのコンビネーションを出すことも可能だ。 ガードすればダメージはないので,的確な防御で対処していきたい。
コンビネーションの中には連続でヒットするものもあるので,選手を使いこなすなら覚えておきたい。 選手によってダメージ量がかなり違うので,ファイティングスタイルによってはあくまで線のバリエーションとして使う,という感じになりそう。
打撃〜タックル,という連係を使って相手のガードを誘い,そのままテイクダウンという戦術も有効になる。
■立て続けに打撃を加えていけば,相手のスタミナと体力を瞬く間に削っていける。タックルや関節技の成功率を上げるためにも重要。
|
|
■スキも威力も大きいキック攻撃。コンビネーションに入れ込んだり,リズムを変えて単発で出したりと使いどころを考えればかなり役に立つ。
|
対打撃のテクニックとしてキャッチ(相手を捕まえる)を使いこなすのも重要。相手のパンチに対しては両パンチ,キックに対してはキックを同時押しすると一瞬身構えるモーションが出る。
この瞬間に,相手の攻撃が自分にヒットすればキャッチ成功。相手の攻撃属性とキャッチの属性が合えば,そのままテイクダウンを奪えるぞ。
特定の選手はキャッチがそのまま関節技になっていて,キャッチ=即タップアウト勝ちとなる場合もある。
ちなみにCPUとの対戦で同じ打撃を出しているとキャッチされやすいので,こまめにコンビネーションの種類を変えて防ぐようにすると攻めが途切れないよう。ローキックはキャッチされないようなので,折を見て入れ込んでいくとかなり武器になりそうだ。対戦プレイのときはほどほどにしないとリアルファイトに発展しちゃうかも?
■ミドル,ハイキックはキャッチされる可能性がある。倒されたときは急いで方向キーをガチャ押しすればガードポジションまでは戻せる。
|
|
■出が早いのもうれしいローキック。打ち終わったあとに反撃を食らわないよう,丁寧に出していくとさらに厳しい攻めとなる
|
□+○を同時に押すとダッキングとなり,相手の上段攻撃をかわせる。ここから左右のパンチを出すことで,カウンター攻撃を狙っていけるのがポイント。
とくにダッキングからのアッパーがカウンターヒットすると専用のつかみ技を出せる上に特定の打撃技がヒットするなど非常に有利な状況を作り出せるので,ぜひマスターしておきたい。 なにより相手の攻撃を切ってとる感じがかっこいいことも重要です。 次のページへ
■ダッキングから△なら出が早く間合いの短いアッパー,□なら大きく打つロングパンチになる。どちらもカウンターヒットでスタン状態になる。
|
|
■この状態がスタン。タックルのコマンドでつかみ技に移行するか,打撃で追撃するかは好みで好みで変えていこう。
|
・「UFC ULTIMATE FIGHTING CHAMPIONSHIP 2004」 INDEX
・販売元:マーベラスインタラクティブ
・PS2 GAME INDEX
・SOFTBANK GAMES TOP INDEX
|