(週刊ザ・プレイステーション2 Vol.254より)
監督の仕事は,選手の育成だけではない。試合の準備や選手の起用も重要な仕事だ。そこで,試合の準備で大切なポイントを紹介していく。調子のバロメータである自信ポイントをチェックし,スターティングメンバーを選出していこう。育成した選手を的確に起用し,実力をフルに発揮させてやろう!
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■大きな大会の前には,しっかりと試合の準備をしよう。セーブしておくのも忘れずに。 |
自信ポイントとは,選手の調子を示すものだ。高いほど実力以上のプレーをし,低いと力が発揮できない。いくら能力が高くても,自信ポイントの低い選手は,なかなか活躍できないのだ(小心者ということ)。逆に,能力が劣っていても,自信ポイントの高い選手は,想像以上の働きをしてくれるだろう。自信ポイントは,選手を起用するうえで,見逃せない重要な項目なのだ。
では,自信ポイントの増減について説明しよう。自信ポイントには基準値が設定されている。試合前に,好調の選手(上向き矢印)の自信ポイントは,100〜200増加し,不調の選手(下向き矢印)は,100〜200減少する。また,試合中のプレー内容でも増減する。たとえば,打点をあげると200増加,エラーで100減少される。試合中に増減したポイントは,試合後に基準値へと戻る。しかし,試合で獲得した経験値で,自信ポイントの基準値が上がっていくのだ。
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■試合が終了すると,獲得した経験値が自信ポイントへと換算される。 |
■点を取られると,ナインの自信ポイントがガクっと下がってしまう。 |
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試合前 | 練習試合で経験値を稼ぐと,自信ポイントの基準値を上げることができる。公式大会の前には,積極的に練習試合を組んでいこう。 |
試合前 | 得点を取るとナインの自信ポイントが上昇。三振やエラーなどで減少してしまう。また,伝令を出すことで大幅に上昇する。 |
試合後 | 試合中で増減したポイントは基準値へと戻り,得た経験値で基準値が上がる。試合を繰り返すと,どんどん自信がつく仕組みだ。 |
試合前にスターティングメンバー(以下スタメン)を決定しよう。スタメンとは,試合に挑む9人の選手のことだ。当然,能力が高い選手が好ましいが,以下の3つのポイントにも十分注意して決めてほしい。
まずは,ポジションを確認しよう。守備位置には適性がある。一塁手が投手をやったり,内野手が外野を守っていては,能力が各段に下がってしまう。3年生が引退したあとや,新入生が入ってきたときに,ポジションがバラバラになってしまうことが多い。しっかりチェックしよう。
次に打順を変更しよう。打率が表示されているが,打席数が少ないので,あまり参考にならない。能力値を重視し,打順を組み替えていこう。
最後は選手のバイオリズムをチェックだ。能力値でスタメンを決めるのが理想だが,不調で自信ポイントの低い選手は,ベンチに下げよう。
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