第3回
第3回目は,ハルクの元の姿であるブルース・バナーのアクションを紹介。非力な人間であるブルースは,どうやって敵と戦っていくのか……。
具体的なプレイ状況をもとにその詳細に迫っていこう。
また,メインとなるストーリーモード以外のゲームモードも紹介。プレイヤーの腕前が試される「チャレンジモード」や,ファンにはたまらない「スペシャル」など,本作をもっと楽しむための要素が用意されているのだ!
ブルースは戦士ではない!
ゲームを進めていくと,軍の研究所や基地に潜り込む場面が出てくる。ハルクのままでは敵にすぐ見付かってしまい,目的地への道が閉ざされてしまう……。
そんなときに活躍するのがブルース・バナーなのだ。
ブルースの基本は「敵に見付からないこと」。こっそりと物陰から物陰へと移動し,敵の目を盗んで進んでいくのが重要。
そしてハルクにはない固有アクションとして「しゃがむ」というのがある。これを使い,障害物に隠れれば敵の死角に入れるのだ。敵の警備の目をかわして先に進もう。
息を殺して潜入する緊張感,見張りの目をかいくぐり目的の場所へ辿り着いたときの達成感は,ハルクでは味わえない別のおもしろさ!
もし見付かってしまっても,すぐに逃げて敵の追跡をまけば再び隠密行動へ戻れる。大きな障害物の陰や,別のエリアを急いで探すべし。
一応ブルースも戦うことはできるが,ブルースはとても非力。攻撃のアクションも「パンチ」「つかむ」「前転での体当たり」しかないので,あくまでも最後の手段……として考えておこう。
■ブルースのときは耐えることも大事。じっくりと慎重に行動しよう。
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■前転で体当たりすれば敵を転倒させられる。倒れているうちに逃げろ! |
武器を肉体から頭脳へと変える
ブルースが敵に発見されてしまい,どうしても戦わざるをえない……そんなときはあせってジタバタ動かないこと!
こちらがじっとしているのを見ると,敵は油断して近づいてくる。降参したフリをして敵が接近したところを……一発喰らわせてやれ!
また敵が気付いていない状態でそっと近づき,後ろからつかめば敵の首を絞めて倒すことができる。こちらは一撃で敵を倒せるので,反撃を喰らう心配がない。
つかむ間合いが難しいが,冷静に立ち回ってピンチを乗り越えよう。
■隠れていれば敵の会話もまる聞こえ。たまに仕事の愚痴を言う奴もいたりして……。
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■ターゲットの出る障害物は,押す・引くといった行動が取れるぞ。 |
ブルースでプレイしている場合,謎解きが必要なシーンが存在する。それは決められた時間内に,上下の数字の順番を一致させるというもの。
上に並べられた数字の羅列を見本に,下の数字を同じように並べ替えなければならない。
序盤はたった6桁の数字だが,終盤になると倍の12桁に……といった風に,難易度もどんどん上がっていく。一見簡単そうに見えるが,実はこれがなかなか難しい。
タイマーのカウントダウン音にあせって失敗の連続,なんてことにならないようにクールに対処しよう。
この他にも,木箱を押して隠れていた入り口を見つけたり,障害物を使って足場を作ったり,といったギミックも存在。
ハルクが力で切り開くのに対し,ブルースは頭を使って進んでいかねばらないのだ。
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