「はじめの一歩2 VICTORIOUS ROAD」では，Act1を進めていくと，前作とは異なり途中で宮田や千堂を操作する別シナリオに移行する。

■宮田シナリオに突入すると，アーケードモードのメニュー画面も一歩から宮田に変更される。

■宮田の初戦。宮田には一歩のような強打はない。一歩と同じような接近戦ばかりしていては相手を倒すことはできないぞ。

　つまり，原作の展開通りにストーリーが進んでいくというわけだ。

　千堂との全日本新人王戦に勝利すると，宮田のシナリオがスタートするぞ。　宮田編の初戦の相手は，タイの6回戦ボクサー，ルンサク・パウディだ。

　原作では宮田に2度のダウンを奪われるものの，地元有利な判定により引き分けになったボクサーだ。

　さすがにゲームでは判定でひいきされることはないので，遠慮なくたたきのめしてやろう。

　今作ではストレート系のパンチが強化されているため，宮田のようなカウンターを得意とするボクサーはとても扱いやすくなっているが，そうはいっても宮田はパンチ力が弱いため，接近戦で打ち合うよりも，足を生かしたヒット＆アウェイのアウトボクシングで着実にパンチを当てていったほうがいいだろう。

　そして，千堂VSヴォルグといった名勝負が繰り広げられる千堂シナリオを経て，再び一歩編に戻り，フェザー級ボクサーのシナリオで進行するAct1にはまだまだ続きがあるが，以降の試合は追って紹介する。

　Act1をクリアした後は，板垣学を操作して進行するAct2や青木や木村，鷹村を操作して進むAct3もあり，アーケードモードはかなりのボリュームだということが分かってきぞ。

　なお，一度勝利した相手とは繰り返し対戦することが可能だ。

　対戦に勝利すると，相手を倒したラウンドや時間，判定結果などが記録されるため，好成績を目指して何度も挑戦しよう！

■Act1をクリアすると，今作で初登場となる板垣を操作することができるぞ。もちろん，シナリオは原作に忠実。

■Act3では，前作でJrミドル級を制した後の，2階級制覇までの道のりも楽しめるぞ。